クリエイティブメディアは6月9日、「Sound Blaster Z」のリニューアルモデル「Sound Blaster Z SE」を発表した。6月中旬より販売を開始する。同社の直販ストアでの販売価格は12,001円。

  • Sound Blaster Z SE

    Sound Blaster Z SE

「Sound Blaster Z SE」は、「Sound Blaster Z」のテクノロジーとパフォーマンスを継承しつつ、新ソフトウェア「Sound Blaster Command」による新機能対応を行ったサウンドカードだ。

「Sound Blaster Command」は、リスニング環境やゲームジャンル/タイトルに合わせてあらかじめチューニングされたSBXプロファイルのプリセットを切り替えて利用でき、プレイするゲームに合わせた設定をすばやく行える。ゲームプレイ時に足音や武器の切り替え、銃弾のリロードといったゲーム中の環境音を強調する「Scout Mode」も備えており、ゲームへの没入感を高めてくれる。このほか同ソフトの機能として、ヘッドホンプリセットやマイクイコライザーも利用できる。

  • Sound Blaster Commandイメージ

    あらかじめチューニングされたSBXプロファイルのプリセットを選択して利用できるSound Blaster Command

従来モデルから引き継いでいるものとしては、S/N比116dBで最大24bit/192kHz(ステレオ再生時)の高品位サウンド、ディスクリート5.1ch/バーチャル7.1chのサラウンドサウンド、Dolby Digital Live/DTS Connectによるサラウンドエンコーディングなどの機能を搭載している。ボイスチャット時にノイズ低減やエコーキャンセルなどを行うCrystalVoice技術もサポートする。

ヘッドホンアンプは最大600Ωまで駆動可能。アナログ入出力端子は金メッキ端子で、光デジタル入出力端子も装備しており、ノイズの影響を受けにくい高音質の再生・録音が行える。

  • インタフェース

    インタフェース部

接続インタフェースはPCI Express x1で、入出力インタフェースはライン出力用3.5mmピンジャック×3(フロント、リア、センター/サブウーファー)、ヘッドホン出力用3.5mmピンジャック(32~600Ω)、ライン入力/マイク入力用3.5mmピンジャック、光デジタル出力(角型)、光デジタル入力(角型)を装備。ボード上にはIntel HDフロントパネル オーディオ ヘッダーも搭載する。

オーディオ出力の最大ビット深度とサンプリングレートは、ステレオスピーカー出力が最大24ビット/192kHz、5.1chのスピーカー出力/ヘッドホン出力/光デジタル出力が最大24ビット/96kHz。オーディオ入力はライン入力/マイク入力/光デジタル入力が最大24ビット/96kHzで、再生リダイレクト時は最大24ビット/48kHzとなる。ボードサイズはW136×D23×H126.5mmで、対応OSはWindows 7/8/8.1/10。