ベトナム政府は5月29日(ベトナム時間)、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)として、インド型変異株と英国型変異株の特徴を合わせた新たな変異株を発見したことを明らかにした。

この新たな変異株に対し、同国政府は感染力が強いとの見通しを示している。2021年5月末時点でベトナムでは新型コロナ感染の第4波が生じており、2021年4月27日以降、32の市と州で3643件の英国変異株や南アフリカ変異株、インド変異株などの複数の変異株を含む新型コロナの感染が報告されているという。