ライブ配信サービス「ツイキャス」を運営するモイは5月26日、ツイキャスの音声SNS機能を強化し、ホストとなる配信者に加え、最大100人までのリスナーが参加して会話を配信できる新機能「ツイキャス・コール」をリリースした。

  • ツイキャス・コール 告知バナー

    ツイキャス・コール

ツイキャスで複数人による会話を配信する際、会話はSkype等の通話アプリで行い、その通話アプリ上の会話の模様を配信するという形をとることが多かった。ツイキャス・コールを利用することにより、リスナーがツイキャスのライブ配信に音声で直接参加できるようになるので、通話アプリの設定・コンタクトなどの手間が不要となる。

ツイキャス・コールでは、配信者がホストとなり、参加者の募集・停止を行う。視聴者はホストにライブ配信への参加リクエストを送り、承認されればライブ配信に音声で参加できる。リリース時点では、ホストとなるにはPCから配信を行っている必要があり、iOS/Androidからはリスナーとしての参加のみ可能。iOS/Androidのホスト機能は近日公開予定となっている。

ツイキャス・コールの音声データは高音質かつ低遅延で伝送されるため、円滑なコールアンドレスポンスが可能としている。また、発言者の音声に合わせて画面上のアイコンが動く「コールUI」により、視聴者がその時点での話し手を直観的に把握できる。こういった特徴により、視聴者との直接対話や視聴者参加型のイベントなど、よりインタラクティブな配信が気軽に行えるという。