ドコモ、Xperia 1 IIIの発売を7月以降に変更

NTTドコモは5月19日、2021年夏製品の発表にあわせ、ソニーの新フラッグシップスマートフォン「Xperia 1 III SO-51B」の発売日を「7月以降」に変更した。

Xperia 1 III SO-51B。カラーはフロストブラック、フロストグレイ、フロストパープルの3色

Xperia 1 III SO-51Bは、世界初の可変式望遠レンズ（焦点距離70mm、105mm）を搭載したAndroidスマートフォン。パフォーマンスの高さに加え、デジタル一眼カメラ「α」ゆずりのカメラアプリ「Photography Pro」や、ネイティブ120Hz駆動に対応した6.5インチの4K HDR有機ELディスプレイの搭載などが特徴となる。

ドコモが4月14日に取り扱いを発表しており、従来は6月中旬以降の発売が案内されていた。なお、価格は5月19日時点で未定。

3色を並べたところ。ディスプレイはアスペクト比21：9の4K HDR対応6.5インチ有機ELディスプレイ。5G通信はSub 6帯に加え、ミリ波帯もサポートする

カメラはカメラは背面に3つ、前面に1つの計4カメラ。背面カメラエリアの構成は上から順に12MPの超広角（焦点距離16mm相当）、12MPの広角（焦点距離24mm相当）、3D iToFセンサー、12MPの望遠。望遠は1つのレンズで焦点距離70mm相当 / 105mm相当の両方をサポートする可変式で、内部でレンズが動き焦点距離を切り替えて使える仕組みだ。

プロセッサはSnapdragon 865 5G、メモリは12GB、ストレージは256GB。本体サイズはW71×D8.2×H165mm、重さは約188g。IP5/8の防水、IP6Xの防塵性能を備え、おサイフケータイや指紋認証も搭載する。

バッテリー容量は4,500mAhで、3年使っても劣化しにくいバッテリーを採用。ワイヤレス充電も可能で、他デバイスへ給電することもできる。