ソニーネットワークコミュニケーションズは5月17日、機械学習を用いた予測分析ソフトウェア「Prediction One」のクラウド版サービスを提供開始すると発表した。

「Prediction One」は2019年6月にデスクトップアプリケーション型のソフトウェアとして提供が開始されたもので、機械学習やプログラミングなどの専門知識がなくても操作できる、シンプルで直感的なユーザーインタフェースを特徴としている。

今回提供されるクラウド版は、PCにインストールする必要がなく、インターネットが接続できる環境においてWebブラウザ上で利用が可能。そのため、テレワーク環境においても場所に左右されない作業環境を実現できる。

クラウド版サービスでは、複数メンバーでの共同作業が可能なため、チームでの利用にも適している。具体的には、アップロードしたデータや作成した予測モデルを共有スペースに保管して、チームや組織などのメンバーと複数アカウント間で共同作業を行うこと、分析結果を共有することが可能。

また、デスクトップ版と異なり、複数の分析を同時に実行することができるため、作業時間を短縮することが可能。

クラウドプランは年額217,800円で、1ライセンスにつき、1人分の利用が可能。