デル・テクノロジーズは4月27日、SaaSベースのデータバックアップサービス「Dell EMC PowerProtect BackupService」を発表した。5月18日より提供開始する。価格は個別見積もり。

  • SaaSベースのデータバックアップサービス「Dell EMC PowerProtect BackupService」を提供

同サービスは、Druva社のクラウドベースのデータ保護ソリューションで、Microsoft 365、Google Workspace、SalesforceなどのSaaSアプリケーションや、マルチクラウド環境でのエッジ向けのバックアップサービスで、サブスクリプションモデルで提供される。

  • 「Dell EMC PowerProtect BackupService」概要

  • 「Dell EMC PowerProtect BackupService」は3つのユースケースに対応

Druva カントリーマネージャー 松澤正芳氏は、「最近の在宅勤務などによりクラウドの需要が高まっており、Micsofot 365のバックアップのニーズが高まっている。以前はクラウドのバックアップが必要なのかというお客様が多かったが、最近ではクラウドバックアップの必要性を認識してもらっている。Druvaのサービスは、すでにグローバルで数千社、日本でも数百社の導入実績がある」と語った。

  • Druva カントリーマネージャー 松澤正芳氏

デル・テクノロジーズ DPS事業本部 本部長 芳澤邦彦氏は「Dell EMC PowerProtect BackupService」を提供する背景として、SaaSの利用が定着し、継続的に伸長している点、在宅やリモートワークが促進されており、社外のデータ保護が課題になっている点、DXの加速に対しマルチクラウド化に向けたエッジのデータ保護、サービス利用志向が増加している点の3つがあるとした。

  • は「Dell EMC PowerProtect Back

そして、「実証された技術にもとづいてたテクノロジーProvenと、DXのための最新テクノロジーの両面で対応できる製品を提供するのがデータ保護の基本戦略だ」と語った。

  • データ保護の基本戦略