なんとペルチェを搭載した簡易水冷!

Cooler Masterの「MasterLiquid ML360 SUB-ZERO」は、Intel「Cryo Cooling」技術を採用したというオールインワン水冷CPUクーラー。価格は53,500円前後と、簡易水冷モデルとしては高価なものの、最大の特徴は、ペルチェ素子により、室温以下の冷却が可能なことだ。単体ポンプまで搭載しており、仕様はかなり強力と言える。

  • Cooler Masterの「MasterLiquid ML360 SUB-ZERO」。珍しい3ユニット構成だ

  • 水冷ブロックの断面。白くて薄いデバイスがペルチェで、その左下にセンサーも

水冷ブロックにはセンサー基板を内蔵しており、結露を抑えることができるという。ラジエータは36cmサイズで、「SF120R」ファンを3個搭載。ファンの回転数は650~1,900rpm、ノイズレベルは8~26dBAだ。対応ソケットはLGA1200(Intel)のみとなる。消費電力は200Wと大きいため、電源の選択時には留意して欲しい。

オリオスペックでは4月24日(土)、YouTubeで実演デモが行われるそうなので、気になる人はチェックしてみよう

GeForce RTX 2060搭載のゲーミングNUC

Intelの超小型ベアボーン「NUC」に、第11世代Coreを搭載するハイエンドモデル「NUC11PHKi7C」(Phantom Canyon)が登場、発売が開始された。本体サイズはやや大きめになるものの、GPUとしてGeForce RTX 2060まで搭載しており、ゲーミング向けとしても適している。価格は148,000円前後。

  • Intelの「NUC11PHKi7C」。側面にはお馴染みのスカルマークも見える

CPUは、4コア/8スレッドのCore i7-1165G7(最大4.7GHz)を搭載。製品はベアボーンのため、利用には別途、ストレージ、SO-DIMMメモリ、OS、ACケーブルが必要だ。ストレージはM.2(NVMe/SATA)のみ対応し、2.5インチベイは搭載しない。インタフェースは、HDMI、ミニDisplayPort、2.5GbE、Thunderbolt 4など。

ダブルFNキー搭載の60%キーボード

Corsairの「K65 RGB Mini」は、同社初となる60%サイズのゲーミングキーボード。最上段のファンクションキーが省略されたスタイルになるが、2種類のFNキーを組み合わせることで、多数のショートカットを登録可能だ。スイッチはCherry MX Speed軸で、独自のAXON技術により8,000Hzの超高速ポーリングレートも実現。価格は14,000円前後だ。

  • Corsairの「K65 RGB Mini」。ケーブルは着脱可能で、持ち運びに便利だ

  • 通常のFNキーに加え、FN2キーも用意。コンパクトながら多機能となっている