米Appleは4月20日(現地時間)、Podcast(ポッドキャスト)の定額サービス「Podcasts Subscriptions」を発表した。

  • Podcasts Subscriptionsはクリエイター側が月額/年額で料金を設定。広告の非表示や限定コンテンツなど、クリエイターが用意した特典にアクセスできる

Podcasts Subscriptionsは、クリエイターが配信するポッドキャストを有料で楽しめるサービス。広告なしのリスニング、追加コンテンツへのアクセス、新シリーズへの早期・独占アクセスなど、クリエイターが厳選した特典を受けられる。

料金は各クリエイターが設定し、基本は月額での支払いとなるが、クリエイター側の設定によっては年額払いも可能。ファミリーシェアリング機能の対象にもなり、最大6人の家族で共有できる。

  • Podcastアプリのデザインも再設計。iOS 14.5で利用できる

あわせて、Podcastアプリのデザインも再設計された。検索タブが拡張しトップチャートやカテゴリ表示を備えたほか、レイアウトが洗練され、フォローや視聴、共有が手軽にできるようになった。新たに、番組をグループ化した「チャンネル」も設定され、新しい番組やお気に入りのクリエイターが配信する番組を見つけやすくなったという。iOS 14.5では新デザインのPodcastアプリが利用できる。

Podcasts Subscriptionsは2021年5月に170の国と地域で開始される。米Appleは同サービスについてニュースリリースを出しているが、現時点で日本の公式サイトでは掲載されておらず、日本が対象かどうかは不明。

【記事追記】日本の公式サイトで日本語版の該当ニュースリリースが出ていることを確認しました。(2021年4月21日 19:05)