サムスンのフラッグシップスマートフォン「Galaxy S21」シリーズ3機種が日本でも発売になります。海外ではすでに1月末から販売が始まり各国で高い人気となっています。日本で発売されるのは「Galaxy S21」「Galaxy S21+」「Galaxy S21 Ultra」の3機種フルラインナップ。昨年は2モデルしか発表されず、あとからKDDIのみが「Ultra」を追加しました。今年は2キャリアで2モデルずつとなりましたが、3モデルとも日本に出てきたことで海外とそん色のないラインナップが揃いました。

  • 日本に投入されるGalaxy S21シリーズ。左から「Galaxy S21」「Galaxy S21+」「Galaxy S21 Ultra」

3モデル出てきてはいますが、実際は「サイズ違いの2モデル」と「究極のハイスペックカメラモデル」という2つに分かれます。どれを選んだらいいか悩ましい人に、3モデルのおすすめポイントを紹介します。

  • 各Galaxy S21のおすすめポイントを紹介

Galaxy S21シリーズを販売するのはドコモとKDDI。ドコモはGalaxy S21 5G(SC-51B)とGalaxy S21 Ultra 5G(SC-52B)、KDDIはS21 5G(SCG09)とGalaxy S21+ 5G(SCG10)になります。使っている回線に応じて2機種から選ぶということになるわけです。

  • 3機種発売になるが、キャリアにより販売モデルは異なる

3つのモデルはどれもチップセットにSnapdragon 888を搭載したハイエンドモデル。スマートフォンとしての動作は現時点で最高クラスで、速度に不満が出ることはないでしょう。3機種ともおサイフケータイにも対応なので安心して使うことができます。それぞれ価格も異なりますが、大きな違いは「本体サイズ」「カメラ」「デザイン」です。そして3機種ありますが、Galaxy S21とGalaxy S21+は基本スペックは同じ。Galaxy S21 Ultraは「ウルトラ」の名前が付くことからわかるように、特別なモデルになっているのです。

  • 背面からみるとサイズの違いがわかる。カラーは各モデル代表色

Galaxy S21とGalaxy S21+は6,400万画素+超広角1,200万画素+3倍望遠1,200万画素カメラ、フロント1,000万画素カメラを搭載します。スマートフォンを選ぶときはカメラを気にする人が多いでしょうが、この2つのモデルはどちらを選んでもカメラ性能は変わりません。2つの違いはディスプレイと本体サイズ。あとはバッテリー。Galaxy S21は4,000mAh、Galaxy S21+は4,800mAhを搭載します。

  • Galaxy S21(左)とGalaxy S21+(右)。ディスプレイ・大きさ以外はほぼ同スペック(写真はグローバルモデル)

Galaxy S21は6.2インチディスプレイを搭載し、本体サイズは151.7 x 71.2 x 7.9 mm、171g。最近のスマートフォンとしては小型軽量なモデルです。大きさとしてはiPhone 12とほぼ同じくらい。iPhoneよりベゼル幅が狭いのでiPhone 12の6.1インチよりディスプレイサイズは大きくなっています。

  • シリーズ小型モデルのGalaxy S21は3色展開。カメラ部分の色を変えている(写真はグローバルモデル)

本体のカラバリは「ファントムバイオレット」「ファントムホワイト」「ファントムグレー」の3色。この中で最も目立つのがファントムバイオレット。Galaxy S21シリーズはカメラ部分のデザインを左右非対称でカーブを取り入れたデザインとしています。ファントムバイオレットはカメラ部分がローズゴールド調で、上品な色合いになっています。今までのスマートフォンにはないデザインで、さりげなく持ち運びながらも人前で出せば注目されることは間違いありません。

  • 小型で使いやすいGalaxy S21

Galaxy S21+は6.7インチディスプレイを搭載し、本体サイズは161.5 x 75.6 x 7.8 mm、200g。大きい画面がいいという人向けです。大きさはiPhone 12 Pro Maxよりわずかに幅が狭い程度。カラバリはファントムシルバーとファントムブラックで、Galaxy S21同様にカメラ部分の色合いを変えています。この2色の色合いは上品な仕上げです。

  • サイズを大きくしたGalaxy S21+は2色展開

なおGalaxy S21とGalaxy S21+は背面の仕上げが異なります。Galaxy S21は樹脂仕上げ、Galaxy S21+はマット仕上げなので質感はGalaxy S21+のほうがやや上級なイメージ。指紋跡も残りにくく、3機種の中の中核モデルでもあることからKDDIユーザーは「迷ったらS21+」とするのもいいかもしれません。

  • 大画面モデルとして十分な性能のGalaxy S21+

さてGalaxy S21 Ultraは最高のカメラフォンとして十分な製品です。カメラのいいスマートフォンを欲しいなら、これ1択と言えるでしょう。ディスプレイは6.8インチとGalaxy S21+と0.1インチしか変わりませんが、側面をやや曲げたエッジディスプレイによりベゼルを狭めています。本体サイズは165.1 x 75.6 x 8.9 mmで縦横の大きさは両社同様。重さは227gとヘビー級ですがそれだけの高いスペックを誇っています。

  • ハイスペックなカメラフォン、Galaxy S21 Ultra

1億800万画素のメインカメラに加えて、望遠は3倍1,000万画素と10倍1,000万画素の2つを搭載。そう遠くないエリアは3倍、遠距離は10倍と使い分けられます。そしてこの10倍カメラはデジタル100倍が可能。フォーカスロック機能で100倍でもブレの少ない写真を撮れるといいます。100倍となるとやや画質は荒くなるものの、遠くにあるものを記録にしっかり残せます。さらに超広角1,200万画素カメラに加え、フロントカメラは4,000万画素、セルフィーもきれいなのです。

  • 1億800万画素カメラと2つの望遠であらゆる撮影シーンに対応

重戦車とも言えるGalaxy S21 Ultraですが、実際に持ってみるとGalaxy S21+とそう大きさが変わらないので通話するにも不自由なくつかる感じがしました。昨年のフラッグシップモデルでKDDIから発売になったGalaxy S20 Ultraの本体サイズ、166.9 x 76 x 8.8 mmより若干縦横サイズは小さくなっているのです。

  • 大型モデルだが片手でのハンドリングも悪くない

またファントムブラック、ファントムシルバーどちらの色も落ち着いた仕上げでが、Galaxy S21 Ultraのファントムブラックは「究極の黒」を目指したとのこと。指紋跡も残らず高級感あふれる仕上げです。価格が高いだけあって、本体そのものもしっかり作られています。なおGalaxy S21 UltraはGalaxy Noteシリーズと同じスタイラスペン「Sペン」に対応。いずれ日本でもSペンを収納できるケースが販売されるかもしれません。

  • ここまで黒い色は無い、と言えるGalaxy S21 Ultraのファントムブラック。Sペンも使える

Galaxyシリーズのハイエンドモデルは性能の高さはもちろん、定評あるカメラが魅力の「春の定番」とも言えるモデルです。そろそろスマートフォンを買い替えたいと思っている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

  • 3モデルどれを買うか迷ったら「サイズ」と「カメラ」で選んでみよう