毎日新聞社は2月19日、ニュース配信サービス「デジタル毎日」を全面リニューアルし、サービス名称を「毎日新聞デジタル」に変更した。

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リニューアル後の記事には「スクープ」「深掘り」「イチオシ」「図解あり」の4つのラベルを付け、重要度を分かりやすくした。「何の記事から読んでいいのかわからない」「編集者の意図を知りたい」という声に対し、毎日新聞が伝えたい記事がひと目でわかるようにしている。記事中では、時系列で関連記事を表示するコーナーも設置し、背景や経緯を把握できるとする。

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トップページのナビゲーションでは、社会、政治、国際などニュースのカテゴリー(分類)を一新。区分けを見直したほか、カテゴリーにカーソルを当てると、より細分化したカテゴリーや、関連する連載・特集を表示する。話題のニュースを集めた「特集」と、社説や記者の目などの定番コーナーやコラムなどを一覧で確認できる「連載」も新設した。

新聞紙面をサイト上で閲覧できる「紙面ビューアー」は、PC版では画面の左上に設置。スマートフォン版は従来と同じくアプリで使える。有料会員限定コンテンツは、PC版は中段右側に1カ所にまとめており、スマートフォン版は右上のメニューボタンの中に配置。米ウォール・ストリート・ジャーナルとの提携記事などはここからアクセスできる。

最新ニュースは「新着」タブから確認できる。アクセスランキングも表示。検索機能も強化し、朝刊、夕刊、地方版などの記事ごとや「注目の連載」「動画あり」など細かく指定して探せるという。

毎日新聞デジタルの一部の記事は無料で読める。有料記事が読み放題の「スタンダードプラン」(税別980円/月)、新聞紙面をサイト上で閲覧できる「紙面ビューアー」やウォール・ストリート・ジャーナルなどが読み放題になる「プレミアムプラン」(同3,200円/月)も用意している。