音声のみでコミュニケーションするSNS「Clubhouse(クラブハウス)」が、国内で使われ始めてから爆発的な人気となっています。ClubhouseとはどんなSNSなのでしょうか。その概要とアカウントの登録方法を説明します。
音声SNS「Clubhouse」とは
Clubhouseは、音声のみでコミュニケーションするSNSです。ユーザーは「room(ルーム)」を作り、パネルディスカッションやセミナーの場、もしくは雑談を楽しむ場として利用します。roomへの参加方法は、主催者となる「Moderator(モデレータ)」、Moderatorとともに話をする「Speaker(スピーカー)」、発言はしない「Listener(リスナー)」の3つから選べます。
公開されているroomは誰でも入室可能。挙手してModeratorに許可されると、Speakerになり、話ができるようになります。公開範囲を限定しておくと、知り合いだけが参加するroomも作れます。まずはアカウントを登録しましょう。
なお、アプリは英語版のみ。対応しているのは、iPhone、iPad、iPod touchです。執筆時点では、Android版はありません。
ユーザーネームを登録して招待を待つ
Clubhouseは招待制です。SMSで招待を受けるか、ユーザーネームを登録してウェイトリストに入り、電話番号を交換しているユーザーから招待されるのを待ちます。
招待してもらえそうにない、または急いでいないという場合は、以下の手順でウェイトリストに登録しておきましょう。
「Clubhouse」をインストールします。同名のアプリがあるので、間違えないように注意しましょう
アプリを起動すると、「Welcome!」と表示されます。ウエイトリストに入る場合は「Get your username」をタップします
電話番号を入力し、SMSで送られてきた4桁のコードを入力します
続いて名前を入力します。実名が推奨されています。名前の修正は一度しかできないので、間違えないようにしましょう。入力したら「Next」をタップ
ユーザーネームを登録します。すでにほかのユーザーに使われているユーザーネームは利用できません。「Next」をタップします
ウェイトリストに入りました。自分の電話番号を持っている人からの招待を待ちます
SMSで招待を受ける
すぐ始めたいなら、すでにClubhouseを使っている知り合いに直接SMSで招待してもらいましょう。招待枠は登録時に1ユーザーに対して2つ付与されていますが、利用中に追加されていくため、枠が余っている人も多いはず。招待枠を販売する人がいますが、誘いに乗る必要はありません。
名前を入力します。実名が推奨されています。名前の修正は一度しかできないので、間違えないようにしましょう。「Next」をタップします
ユーザーネームを登録します。すでにほかのユーザーに使われているユーザーネームは利用できません。「Next」をタップします
プロフィール画像を登録します。スマホに保存している画像を選択する、もしくはカメラで撮影します
プロフィール画像を設定したら「Next」をタップします
連絡先へのアクセスを許可するか尋ねられます。次の画面で「OK」をタップします
紹介者をフォローします。「Looks good」をタップします
興味があるジャンルを選択します。「Find People」をタップします
おすすめのユーザーが表示されます。すべてにチェックがついている状態で「Follow」を押すと、おススメのユーザーをフォローします。特に誰もフォローしない場合は、「Follow」の下にある「or select indibidually」を選択してから「Follow no one」をタップして、続いて確認ダイアログで「Yes」をタップします
通知の許可をしたら、Clubhouseのトップ画面が表示されます。表示されているroomをタップして参加します
著者 : 鈴木朋子 すずきともこ ITジャーナリスト・スマホ安全アドバイザー。スマホやSNSなど、身近なITサービス全般に関する記事を執筆。なかでもSNSに関しては、コンシューマーからビジネスまで広く取材を行い、最新トレンドを知るジャーナリストとして定評がある。また、安全なIT活用をサポートするスマホ安全アドバイザーとして記事執筆や講演も行う。著書は『親が知らない子どものスマホ』(日経BP)、『親子で学ぶ スマホとネットを安心に使う本』(技術評論社)、『インターネットサバイバル 全3巻』(日本図書センター)など。
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