OSがアップデートされる度に種類が増えている、Apple Watchの文字盤デザイン。それぞれの特徴や使いこなしのポイントを紹介します。今回は「クロノグラフプロ」です。
「クロノグラフプロ」はメカニカルなビジュアルが魅力
クロノグラフとは、ストップウォッチを搭載した腕時計のこと。クロノグラフプロでは、以前からあった「クロノグラフ」文字盤にディテールがプラスされ、より緻密なデザインに。さらにタキメーター機能も搭載されました。
情報量と実用性
コンプリケーションは4つで特に多い方ではありませんが、インダイヤルが3つあるためビジュアル要素はぎっしり。文字盤の編集画面ではタイムスケール(秒針1周で測る対象)をタキメーター、1周60秒・30秒・6秒・3秒から選択でき、インダイヤル(内側の小さな文字盤)の単位もそれらに応じて変更されます。なお、これらは通常時の文字盤の機能には影響しません。
一見しただけではわかりにくいので、使い方をご紹介します。
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【タキメーターとして使用】ダイヤルの縁をタップすると計測モードになり、秒針が表示されます。タキメーターではダイヤルが時速を測る「計算尺」になります。右のボタンでスタート/ストップ。左のボタンで文字盤に戻ります。
例えば、車に乗って走り出す特にスタート、1kmの地点でストップします。秒針が「100」を示していれば時速100km、「60」ならば時速60kmを意味します。
また、作業効率を測ることもできます。例えば、折り鶴の作成開始時にスタート、完成時にストップします。秒針が「100」を示していれば1時間に100個、「60」ならば60個折れることを意味します
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【ストップウォッチとして使用】ダイヤルの縁をタップすると計測モードになり、秒針が表示されます。右のインダイヤルは分、左のインダイヤルは時(hour)の積算を示します(タイムスケールの種類によって変わります)。
右のボタンがスタート/ストップ。左のボタンがラップで、ストップした後に左をタップすると文字盤に戻ります
おススメの使い方
独自の機能性が特徴ですが、現代の生活でタイム計測を実用することはあまりなさそうなので、やはりアナログ&メカニカルなデザインがポイントの文字盤と言えるでしょう。リンクブレスレットバンドを合わせれば、より硬派な腕時計のイメージに。ダイヤルのカラーをスポーツバンドやレザーバンドとコーデして、伝統的デザインをカジュアルに楽しむのにも最適です。
アレンジ例
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(左)選択するカラーによって、インダイヤルやコンプリケーションの表示スタイルも変更されます。
(右)タイムスケールを「6秒」にした場合のストップウォッチ表示。小数点以下のタイムまで秒針で読むことができます