Apple Watch Series5/6は、文字盤の常時表示に対応しています。手首をあげなくても時刻を確認でき、ビジュアル的にも時計らしいファッション性を活せます。ただ、消費電力は増えますし、周囲の人にコンプリケーションが見えてしまうのはちょっと…という場合もあるかもしれません。

<1>常時表示とは?

Apple Watchの「常時表示Retinaディスプレイ」は、2019年に発売されたSeries 5にはじめて搭載されました。それまでスリープ中の画面はただ黒いままでしたが、常時表示では少し暗くなった状態で画面が表示されるようになりました。

  • 常時表示なら、スリープ中も文字盤を表示。手首を傾けなくても時刻をチラ見で確認でき、文字盤デザインがファッション性にも活きてきます

現在販売中で常時表示に対応したモデルは、Apple Watch Series 6と、Series 6をベースにしたNike・エルメスモデルです。

<2>常時表示をオフにする方法

常時表示ではスリープ中の明るさや画面のリフレッシュレート(画面描画の切り替え速度)を制御することで、消費電力を節約しています。とはいえ、表示しない方がより節約できることは確かです。節約を優先したい場合は下記の手順で常時表示をオフにすることができます。

  • Apple Watchの「設定」を開き「画面表示と明るさ」→「常時表示」→「常にオン」をオフにします

  • iPhoneの「Watch」アプリから設定することも可能です

なお、劇場などの施設や点灯を避けたい場面で一時的に画面をオフにするには「シアターモード」が便利です。

<3>常時表示で一部のコンプリケーションを非表示にする方法

常時表示で時刻が見えるのはいいけれど、コンプリケーションに配置したカレンダーやリマインダーが近くの人に見えてしまうのは避けたい。そんな時には「機密コンプリケーションを非表示」にして使いましょう。

  • Apple Watchの「設定」を開き「画面表示と明るさ」→「常時表示」→「常にオン」をオンに、「機密コンプリケーションを非表示」をオンにします

  • これで、コンプリケーションに配置された個人的な情報がスリープ中に表示されなくなります。アクティビティリングも機密扱いです