シャオミ(Xiaomi、小米科技)は12月9日、日本市場参入から1周年を迎え、2021年の展望を発表した。2021年には15以上のIoT製品(家電およびウェアラブル製品)を日本で発売する予定だという。

  • シャオミが2020年12月9日で日本参入から1周年を迎える。2021年に向け「日本のお客様のご要望に、より一層お応えしていきます」とコメント

2021年はスマートフォンの製品ラインナップも拡充するといい、「多くの方々に5G体験を身近に感じていただけるよう、魅力的かつリーズナブルなスマートフォンを発表していきます」とコメント。機能や価格面でもバリエーションを増やす計画で、具体的な機種は不明ながら、要望が多くあったというFeliCa搭載スマートフォンの発売も予定する。このほか、ビジネス面では日本オフィスの移転と拡張を計画し、日本オフィスの従業員数も増員するとした。

同社はグローバル進出計画の一環として、2019年12月9日、1億800万画素の5眼カメラが特徴のスマートフォン「Mi Note 10」「Mi Note 10 Pro」を皮切りに、日本市場に参入。その後、2万円台のミッドレンジ機「Redmi Note 9S」や、Mi Note 10の普及モデル「Mi Note 10 Lite」といったスマートフォン製品のほか、リストバンド型の活動量計、Wi-Fiを搭載した炊飯器などを国内に投入している。