MicrosoftのExcel開発チームは現地時間4日、Excelのインサイダーチャンネルのベータ版でラムダを導入したことを公式ブログにおいて発表した。

  • 公式ブログより

"Excelの数式は世界で最も広く利用されているプログラミングのひとつと言えるが、基本的な原則が欠けています。それは再利用可能な関数を定義する機能です。"と紹介されるLAMBDA(ラムダ)は、自身が作成した数式を独自の関数として再利用できるようにするもの。ベータユーザーは、数式メニュー>名前の管理で表示される名前の管理ウインドウで名前(MyTest)を設定し、参照範囲に

=LAMBDA(x,y, x+y)

のように定義しておけば名前(MyTest)で呼び出せる。

=MyTest(10,10)
  • "begilama"と呪文のような名前を数式メニューの名前管理から命名、足し算を与えてみた

  • セルにbegilama(1,2)と数値を与えてやると

  • 足し算が実行される

公式ブログでは、LAMBDAを用いた複数の独自関数で効率化を図る例を掲載している。