コミックマーケット準備会は11月17日、コミックマーケット99(C99)の開催概要を発表した。東京ビッグサイトのリアル会場で開催し、期間は2021年5月2日~5日の4日間。

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    コミケ99、東京ビッグサイトで2021年5月開催へ。大幅な制限で「1日数万人」規模に(写真はコミックマーケット88、2015年夏コミの様子)

C99は当初、東京ビッグサイトにおいて2020年12月29日~31日開催を予定していたが、2020年5月に開催予定だったC98の中止に続き、2020年冬のC99開催そのものを取り止め、2021年のゴールデンウィーク開催に延期。関係各方面と日程調整を行っており、詳細は2020年秋以降に発表予定としていた。今回、C99の開催概要が明らかになったかたちだ。

C99では、新型コロナウイルス感染症対策や東京オリンピック・パラリンピックの影響で、従来から開催形態を大きく変更。会場は西・南展示棟を使用し、参加者の負荷軽減の観点から青海展示棟は使用しない。C96〜C97とも異なり、「これまでの様に1日に20万人を集めるような形での開催はコミックマーケット99ではできず、様々な制約条件の下、1日数万人程度の来場者の規模とならざるを得ないと考えられる」としている。

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すべての参加者に対し、当日来場前の健康状態の確認と検温を要望。平熱を超える発熱がある場合や、体調がすぐれない場合は、来場を控えるよう呼びかけている。マスクの着用が必須で、着用していない場合は入場できない。また、37.5度以上の発熱や息苦しさ(呼吸困難)等の症状がある人や、過去14日以内に新型コロナウイルス感染症陽性とされた人、濃厚接触者などは入場を断るという。

サークル参加者、一般参加者とも事前に連絡先の登録が必要。登録方法は後日告知予定だが、「オンライン登録のみになる可能性がある」という。登録された情報はC99の開催後1カ月をめどに破棄するが、感染が疑われる人が出た場合は、保健所等の公的機関に対して連絡先を開示する場合がある。

スマホユーザーに対しては、厚生労働省による新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」をインストールして常に稼働・携行することを求める。そのほか、いわゆる「3密(密集・密接・密閉)」を避ける、咳エチケットや手洗いなどの一般的な対策も行うように求めている。

一般参加者向けの参加証は事前販売となり、「希望者多数で抽選となる可能性が非常に高い。参加証を所持していない人が自由に入場できる時間帯はない」とのこと。

C99のサークル参加申込(郵送・オンライン)については11月25日から受け付け、約23,000サークルを募集。申込受付期間は郵送が12月8日まで。オンラインの決済締切は12月9日、申込締切は12月10日となっている。

サークル参加者やコスプレ参加者、一般参加者向けの案内は多岐にわたるため、詳細はC99開催概要のWebサイトを参照のこと。なお、コミックマーケット100の開催日程等については未定で、決定次第案内するという。

コミックマーケット準備会はC99開催について、「大変難しい状況だが、コミックマーケットはこの夏同様に今後の状況を見越して、99回目を2021年GWに開催し、新たなスタートを切ることを決意した。2021年GWの開催を実現するためには、これ以上準備を遅らせることはできない。未だ不安定な社会情勢だが、今後の推移を見つつ、場合によってはさらに大きな決断をする可能性も念頭に置きながら、準備に臨むことにした」とコメントしている。