キヤノンは10月29日、特大容量タンク「GIGA TANK(ギガタンク)」を搭載するA4カラーインクジェット複合機「G3360」を発表した。自宅での仕事や学習で文書や教材をプリントする機会が増えた家庭に売り込む。価格はオープンで、直販価格は26,500円(税別)。11月12日より発売する。
プリンタ / コピー / スキャン機能を搭載するA4カラー複合機。2018年2月に発売した「G3310」の機能を継承しつつ、印刷速度がA4モノクロで約10.8枚/分、A4カラーで約6枚/分に高速化している。GIGA TANKモデルなのでインクコストも抑えられており、A4モノクロ文書が約0.4円/枚、A4カラーが約0.9円/枚。大量の文書を高速印刷するのに適している。
用紙は後方に給紙するタイプで、普通紙100枚(ハガキ40枚)をセット可能。スマートフォンからの印刷には、無料アプリ「Canon PRINT Inkjet/SELPHY」を使用。スマートフォンで写真の編集/印刷が行える「Easy-PhotoPrint Editor」にも対応する。Amazon AlexaやGoogle Assistantなどのスマートスピーカーにも対応するので、音声で指示を出してのプリントも可能。
主な仕様は、最高解像度が4,800×1,200dpi。インクシステムは、シアン / マゼンタ / イエロー / 顔料ブラックの4色で、総ノズル数は1,792(CMY各384、顔料ブラック640)。スキャン用にCISセンサーを搭載し、光学解像度は600×1,200dpi。インタフェースはIEEE802.11b/g/n無線LAN、USB 2.0。本体サイズは約W445×D330×H167mm(収納時)、重さは約6.4kg。