ロジクールから、無線トラックボールマウスの新製品「ERGO M575」が登場しました。2010年に発売した「M570」(現行モデルの型番はM570t)から10年を経て発表された正当な後継機です。
M570の流れを汲みながらも、2017年9月に発売した上位モデル「MX ERGO」によるフィードバックも継承。トラッキングの正確性を保ちつつ、手の負担を軽減する人間工学デザインを存分に取り入れた、ある意味ハイブリッドなトラックボールとなりました。今回試用機をお借りしたので、写真で外観を紹介していきます。
「ERGO M575」の外観をチェックします
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カラーはグラファイト、オフホワイト、ブラックの3色で、M570から幅が広がりました。コロナ禍で自宅作業をする人が多くなっているなか、現行のM570ユーザーに限らず、より幅広い層へ訴求したい……という狙いかもしれません。写真はオフホワイト。眩しすぎない白で、自宅や会社など置く場所を選ばず使えそうです
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ボタン部分。クリックボタンエリアの拡大はM570からの改善点の1つで、ボタンの耐久性は300万回以上。進む、戻るボタンも人差し指側に引き続き配置されています。中央には斜めに角度を付けたスクロールホイール。残念ながらチルトには非対応です
ボタン周りをチェック。クリックボタンはカチカチと音が鳴り、進む / 戻るボタンはサイレントな仕様です(※動画は音声が流れます)
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中央にはオンオフスイッチと、Unifying(USB)レシーバー / Bluetoothの接続を切り替えるスイッチが用意されています。M570では接続はUSBレシーバーのみでしたが、新たにBluetoothにも対応し、iPadの利用もサポートされました
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本体素材はプラスチック。グラファイトとブラックは50%、オフホワイトは21%の再生プラスチックを使用し、環境に配慮したとのこと。MX ERGOでは、長期間使うと手のひらが当たる部分が劣化しベタついてくる難点がありましたが(実は上の写真のMX ERGOがその状態です)、ERGO M575ではその心配がなさそうです
トラックボール部分を回してみます(※動画は音声が流れます)