自分自身の老い故の「老眼」を認めたくないものですね……。こんばんは、ジャイアン鈴木です。いま17時です。午前中からパソコンに向かって仕事し続けていると、17時には目がかすみ、パソコンの画面がぼやけて見えてきます。

そんな筆者がメールを見た瞬間に椅子から立ち上がり、サンコーさんから速攻で借用したのが「見ながらリフレッシュ!USBクリアホットアイマスク」(税込3,980円)です。

  • 透明な「見ながらリフレッシュ!USBクリアホットアイマスク」。価格は税込3,980円

    サンコー「見ながらリフレッシュ!USBクリアホットアイマスク」(税込3,980円)

スマホ、PC、テレビ、本を見られる透明ホットアイマスク

本製品は、見ながら、リフレッシュできる、USB給電で、クリアなまま、ホットになる、アイマスクです。何度もネタにしていますが、サンコーさんの製品名は本当にわかりやすいですね。

  • まるで水中メガネみたい。本体部分のサイズは170×80×60mm、重量は103g。素材はポリカーボネートとシリコン。装着感は優しいですよ

  • ベルトの長さは約50cmで、調整が可能。筆者の頭の大きさは64cmですが、問題なく装着できました

  • パッケージには、ケース、本体、日本語説明書、USBケーブル、スプレーボトル、クリーンクロスが同梱されています

仕組み的には意外と単純。ゴーグルの上下にヒーターが内蔵されており、目の周りを約40度で温めてくれます。電力はUSBケーブル経由で供給するのですが、充電器よりもモバイルバッテリーのほうがオススメ。どこででも使えますからね。

モバイルバッテリーまたはACアダプターをUSBケーブル経由で本体と接続すると、すぐにヒーターが温まり始めます。電源スイッチはありません。そして連続稼働時間は15分で、自動的に電源がオフになります。というわけで、あまりの気持ちよさに寝落ちしても問題ナッシングです。

  • 本体のmicroUSB端子に電力を供給すると自動的にヒーターが暖まり始めます。終了後に、もう一度リラックスタイムに突入したい場合はケーブルを抜き差しすることになります。それがメンドーなら電源スイッチ付きのUSBケーブルを別途購入しましょう

  • ヒーター部分の温度は62.3~64.9度。温度設定の40度というのは、顔に触れる部分の温度だと思われます

  • これはサーモグラフィーカメラによる、はずした直後の写真。眉間と鼻の上を中心に、ゴーグルに収まっている部分全体が温かくなっているのがわかります

水蒸気やアロマでさらにリラックス

本製品はこのまま使ってもよいのですが、水やアロマオイルを入れて湿度を上昇させることも可能です。ただし、前面の透明シールド部分には曇り防止のために17個の穴が空けられていますが、それでも少し曇ってしまいました(室温23度、湿度54%でテスト)。もし同じように透明シールドが曇ってしまうようであれば、メガネの曇り止めなどを塗りましょう。

  • 水やアロマオイルは下側にある「アロマトレイ」に入れます。なお、同梱のスプレーボトルでは入れにくかったので、筆者はスポイトを使いました。1、2滴でOKです

  • 中央に9カ所、左右にそれぞれ4カ所、曇り止め防止のための穴が空けられています

  • それでも、アロマトレイに水を入れたら、透明シールドに少し曇りが発生してしまいました(室温23度、湿度54%でテスト)

  • ソフト99の曇り止めを塗ったら、筆者の環境では曇りを防止できました

装着中、ではなく使用後に効果を実感!

さて肝心のリフレッシュ効果は大いにあると感じました。本製品を装着している間というよりは、15分間じっくりと目の周りを温めてから、ゴーグルをはずして目の周囲が冷えてきたときに、いつの間にか疲れがすっかり取れていることに気づく……というのが偽りない感想です。

筆者はホットアイマスク「めぐりズム」のヘビーユーザーですが、視界が遮断されるので装着中は仕事ができず、また使い捨てなのがもったいないなーと思っていました。普段は「見ながらリフレッシュ!USBクリアホットアイマスク」を使って、週末のご褒美に「めぐりズム」を堪能するというのがしばらくの筆者のルーティーンとなりそうです。そしてサンコーさん、振動や空気圧によるマッサージに対応した次期モデルの登場にも期待しています!