楽天モバイルは10月23日、仙台市に「楽天モバイルコミュニケーションセンター」の拠点を新設したと発表した。顧客サポートの窓口を拡充する目的で、初の自社運営拠点という。

携帯キャリアサービスのお客様サポート窓口「楽天モバイルコミュニケーションセンター」はこれまで、本社のある東京・二子玉川オフィスを中心に、全国の複数カ所にて、外部協力会社を含めたカスタマーサポートチームで問い合わせに対応してきた。しかしユーザーによる問い合わせ内容、ニーズが多様化しているといい、インターネット上でも、「楽天モバイルのサポートにつながらない」といった声が散見されている。

同社はこれに対応し、コミュニケーションセンターの人員拡充を図るため、2020年11月をめどに「楽天モバイルコミュニケーションセンター」の自社運営拠点を仙台市に開設する。従業員数は約250名を予定。

拠点開設に仙台市を選んだのは、同市が域外企業の誘致を積極的に進めているほか、楽天本社のある東京からのアクセスのし易さ、東北楽天ゴールデンイーグルス本拠地として楽天グループとのゆかりが深いことなどから決定したという。