総務省は10月15日、特別定額給付金の給付をかたるメールが出回っているとして注意を喚起した。

総務省によると、10月15日の早朝ごろから、総務省のメールアドレスをよそおって、「二回目特別定額給付金の特設サイトを開設しました。」といった趣旨のメールが送信されているという。メールには、偽の特設サイトに誘導するリンクが含まれているとする。

フィッシング対策協議会によると、偽の特設サイトでは給付金の申請ページがあり、氏名や国籍、本人確認書類のほか、通帳やキャッシュカード、インターネットバンキングの画面の写しなどの入力も求められるという。

総務省では、これらのメールや特設サイトは情報を詐取するためのフィッシングサイトとみており、該当メールを受け取った場合はリンクにアクセスせず、そのまま削除することを推奨。また、特別定額給付金について「政府からメールなどでお知らせをすることはありません」と呼びかけている。