凸版印刷と100万人のふるさと回帰・循環運動推進・支援センター(以下、ふるさと回帰支援センター)は10月7日、自治体と地方への移住希望者のマッチングを支援するWebサービス「ピタマチ」の提供を開始すると発表した。

  • ピタマチ サービスイメージ

同サービスは、同社独自の画像診断アルゴリズムにより、移住希望者が移住先で実現したい暮らしのイメージに近い風景や生活シーンの写真を選択していくことで、自身の移住ニーズや意向を言語化する。ほかにも移住希望者は「理想の暮らし診断」により、診断結果として移住に求める各種キーワードが表示され、移住先探しの指標として活用できる。

  • 「理想の暮らし診断」のイメージ

その診断結果を活用して、自治体は移住希望者をセグメントし、メッセージを送信することが可能。また移住希望者はWebサイト上の質問掲示板で移住に関する基本情報や子育て環境、支援制度など知りたい情報などを投稿することが可能だ。

これらにより、移住希望者と自治体それぞれが「知りたい情報が得られる」「送りたい情報が届けられる」ため、双方の効率的なマッチング機会の創出を支援するとしている。

同社は今後、同サービスを自治体に向けて拡販を進め、自治体と移住希望者のマッチングを支援するとともに、地域資源の有効活用や地域プロモーション支援などに取り組み、地域活性化を推進していく方針だ。