キヤノンマーケティングジャパンは9月25日、伝統工芸士が手作りした「江戸切子レンズグラス」を発表した。交換レンズや絞り羽根をモチーフにした美しいデザインに仕上げられているのが特徴。12月下旬よりキヤノンオンラインショップで受注を開始する。

  • EFレンズをモチーフにした江戸切子の美しいグラスが登場! EOSファンなら欲しくなる一品だ

江戸切子レンズグラスは、伝統技術を活かした商品を開発しているアルヴォリと、ミツワ硝子工芸が共同開発した製品。カメラや交換レンズをモチーフとしており、キヤノンマーケティングジャパンがデザインを監修した。職人が光の入出射角や屈折率を考慮しながら制作するため、商品が届くのは受注から最長3カ月程度となる。

  • EFレンズの特徴をうまく江戸切子グラスに反映させている

制作を担当するのは、ミツワ硝子工芸の伝統工芸士 山田のゆり氏。制作にあたり、「シャッター音や光といった、目に見えないからこそ大切にしたいものを表現することに努めた」と語っている。ラインナップは以下の通り。

  • 江戸切子レンズグラス 十草(読み:とくさ):価格18,000円(以下、税別)
  • 江戸切子レンズグラス 槌目(読み:つちめ):価格18,000円
  • 江戸切子レンズグラス 笹星(レッド)(読み:ささほし):価格13,000円
  • 江戸切子レンズグラス 笹星(ブルー)(読み:ささほし):価格13,000円
  • 江戸切子レンズグラス 魚子(レッド)(読み:ななこ):価格13,000円
  • 江戸切子レンズグラス 魚子(ブルー)(読み:ななこ):価格13,000円
  • レンズの美しい様子を表現した「十草」(左)と、グリップの質感とシャッター音を表現した「槌目」(右)

  • 底面デザインは、レンズを上から覗き込んだようなイメージに仕上げられている

  • シャッターを切る瞬間を表現した「笹星」

  • 底面デザインは、モーションに入る絞り羽根を表現している

  • モードダイヤルの質感を表現した「魚子」

  • 底面デザインは、絞り羽根を見事に表現している