ウォレットアプリ「Kyash」を提供するKyashは8月27日、「資金決済に関する法律」に基づく資金移動業の登録を完了したと発表。これにより、今後アプリ内の残高を現金として払い出す機能を提供できるようになったと発表した。

  • Kyash、アプリ内の残高を現金として今後出金可能に

残高の払い出し機能は資金移動業の登録に伴って発表されたもので、これにより同社は「提供するサービスの可能性は格段に広がります」としている。アプリに追加する予定の払い出し機能については、後日周知するという。

ウォレットアプリ「Kyash」は、AndroidやiOSに提供しているアプリから誰でもすぐにバーチャルカードを発行できる決済サービス。クレジットカードやデビットカードの登録、またはコンビニや銀行から残高をチャージすることで、VISAオンライン加盟店での買い物の他、友人や同僚に送金できる。

実店舗でも使用できる「Kyash Card」を発行すると、カードの利用限度額上限設定やサインレス決済も使えるようになる。カード本体では「Visaタッチ決済」を利用でき、Apple PayやGoogle Payに登録するとQUICPayとして利用可能。

iOS 11.0以上、Android 5.0以上のデバイスに対応する。