セキュアヴェイルは8月20日、セキュリティ運用のプラットフォーマーとしてコロナ禍においてもグループとして顧客ニーズに応え、組織として機動性と駆動性を確保するため、新会社として「株式会社 LogStare(ログステア)」を設立したと明らかにした。

コロナ禍でのテレワークの急速な普及や5G、IoTなどの新技術を用いた製品の市販化により、サイバー攻撃が急増するなど、サイバーセキュリティのニーズは企業向け、コンシューマー向けを問わず、高まっている。このような社会情勢の中、新会社ではサイバー攻撃の検知・追跡・予測を実現するマネージド・セキュリティ・プラットフォームの開発に注力し、グループ会社をはじめセキュリティ運用事業を手がけるSIベンダーへ提供することで各社のサービス運営を支援する。

また、中小・中堅企業向けにセキュリティ運用ソフトウェアをパッケージ化し、販売代理店を通じて販売を行う。新会社の社名となる「LogStare」はログ分析基盤として独自開発した統合ログ管理システムの製品名でもあり、LogStareを含めた各種セキュリティ運用基盤の開発・販売の事業を新会社に移管する。

プラットフォーマーとサービスプロバイダを分離することで、同社はコアビジネスであるセキュリティ運用サービスに注力し、専業事業者として専門性を高め、価値あるサービスを提供していく。9月初旬には、これまでの製品の大幅アップデートを行い、発表を予定している。