アフェクションは8月20日、2020年3月発売の新型iPad Proから搭載された地形取得センサー・LiDARを活用したARエフェクト体験を提供するARカメラアプリ「Effectron」をリリースした。価格は無料。

  • ARカメラアプリ「Effectron」利用イメージ

    ARカメラアプリ「Effectron」利用イメージ

このアプリでは、身の回りにARエフェクトを適用し、自宅を映画『TRON』のようなグリッドに覆われた空間にしたり、オフィスの廊下を洞窟にして探検したりすることができる。地形に描画するエフェクトは20種類から選択可能となっている。

開発の動機として、同社の中村氏は「昨今のコロナ禍で仮想現実への期待も確実に大きくなっており、iPad ProにLiDARが搭載されてARの精度が飛躍的に向上したことからも、今後に非常に大きな可能性を感じています。そのような中で、AR界の空間エフェクトアプリのさきがけとなればいいなという願いを込めてEffectronを制作しました」と語った。