ソフトバンクは8月5日、国民的アイドルグループ「嵐」のメンバー5人をゲストに招いて「5Gプロジェクトに関する発表会」を開催しました。5Gコンテンツの充実を図る狙いです。
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ソフトバンクは5日、嵐とコラボした5Gプロジェクトを発表しました
嵐とのコアプロジェクトがスタート
発表会の冒頭、登壇したソフトバンクの榛葉淳氏は「5Gは産業を変え、人々のライフスタイルを変革していきます」と改めて説明します。今年（2020年）3月から5Gの商用サービスを開始した同社では、今後、全国に約23万カ所ある既存の基地局を順次、5G用に切り替えていきたい考え。榛葉氏も「日本の津々浦々まで5Gネットワークを利用できるようにしていきます」と意気込みます。
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ソフトバンク 代表取締役 副社長執行役員 兼 COOの榛葉淳氏
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5Gインフラの整備に注力していく方針です
「全国3,000拠点のソフトバンク / ワイモバイルショップにいる2万人のスタッフ、相当数の量販店、5,000人を超えるコールセンターのメンバーが、この5G時代をしっかりサポートしていきます」と榛葉氏。しかし一方で、ユーザーには、もっと身近に5Gを感じてもらえる機会が必要です。
そこで、榛葉氏は、すでに3月からスタートしている「5G LAB」を紹介。5Gの特長を生かした映像を体験できる「AR SQUARE」「FR SQUARE」「VR SQUARE」と、快適なクラウドゲーミングを体験できる「GAME SQUARE」といったコンテンツサービスに、今後も注力していくと説明します。
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ソフトバンクの5G LAB。「AR SQUARE」「FR SQUARE」「VR SQUARE」「GAME SQUARE」から構成されています
そして「国民的に人気のある方たちと一緒に、コアとなるプロジェクトを進められないか検討を重ねてきた結果、嵐の皆さんと共に挑戦できることになりました」と、ステージ上に大野智さん、櫻井翔さん、相葉雅紀さん、二宮和也さん、松本潤さんを招き入れました。
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嵐の5人も、ソフトバンクの5Gを使ったサービスに興味津々でした
嵐とのコラボプロジェクトの第1弾として実施されたのが「5Gバーチャル大合唱」でした。この企画では、嵐がファンと共に人気楽曲「Love so sweet」を大合唱するスペシャルムービーを作成しました。
完成した動画はテレビCMとして8月7日から放映されるほか、5G LAB（VR SQUARE、FR SQUAREなど）の中で、映像コンテンツとして使用される予定です。
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完成した動画のイメージ。テレビCM第1弾「5Gバーチャル大合唱」篇（30秒）として放映されます
舞台上では早速、二宮さんがFR SQUAREを使って大合唱の動画を視聴しました。
自分の好きなアングルに自由に切り替えたり、「推しカメラ」で好きなメンバーだけを見たりと、映像の楽しみ方が広がるFR SQUARE。メンバーからは「オリジナルのカットで見られるんだ」「これ何度も楽しめるね」といった感想が聞かれました。
推しカメラで選びたいメンバーを聞かれた二宮さんは「やっぱり大野さんですね」と回答。少し照れる大野さんを尻目に「大野さん、歌っていないときに休む癖があるんで、そこをちょっとチェックしたくて」とコメントし、会場の笑いを誘いました。
続いて、相葉さんがVR SQUAREで大合唱の動画を視聴。嵐の5人に囲まれた超特等席で360度視点の映像が楽しめる機能に「嵐との距離感が近い。360度、どこ見ても嵐がいるし」と興奮する相葉さんでしたが、メンバーから「あなたも嵐なんだから」とつっこまれていました。また、「ゴーグルが小さくなったので、長時間でも疲れなそう」と感想を話します。
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VR SQUAREの世界観に興奮する相葉さん
なお、嵐のコンテンツは2020年8月7日から5G LABのFR SQUAREに、8月14日から同VR SQUAREに追加されます。いずれのコンテンツも、12月31日まで楽しめる予定です。
最後に松本さんは、5Gバーチャル大合唱に参加したファンの皆さんに感謝の言葉を述べたあと、「これからもソフトバンクと一緒に、皆さんが見たこともないコンテンツをどんどん作っていきます。インフラが整ってくれば、できることも飛躍的に増えていくと思う。僕らも楽しんでチャレンジしていきたいと思います」とまとめました。
