Googleは、Google 検索のAR機能に、昆虫を追加したことを明かした。手持ちのスマートフォン(iPhone/Android)で虫の名前を検索して「3D表示」をタップすると、立体的な虫のCGを眺めることができる。

  • AR表示でヘラクレスオオカブトを街中に登場させることができる

    AR表示でヘラクレスオオカブトを街中に登場させることができる

今回実装された機能では、AR表示された昆虫の拡大・縮小のほか、特徴的な動きも観察できる。Android端末のみとなるが、昆虫の鳴き声を聴くことも可能だ。

今回「観察」できるようになるのは、以下約20種類の昆虫となる。日本では「どうぶつの森」を除いてまずお目にかかれない、ヘラクレスオオカブトやモルフォチョウなどの珍しい昆虫も含まれている。

カブトムシ、ヘラクレスオオカブト、アトラスオオカブト、ノコギリクワガタ、オオクワガタ、ミヤマクワガタ、タマムシ、テントウムシ、ホタル、アゲハチョウ、モルフォチョウ、ヨナグニサン、カマキリ、トノサマバッタ、トンボ、ミンミンゼミ、周期ゼミ、ツクツクボウシ、ヒグラシ。

また、同社はこの昆虫ARを使ったフォトコンテストを実施する。「#Google昆虫ARフォトコンテスト」のハッシュタグを付けて、ユーザー自身、もしくは保護者のTwitterアカウントで、昆虫ARの写真を投稿することで応募が完了する。優秀作品にはPixel端末、あるいはGoogleグッズが進呈される。審査員を務めるのは、しょこたんことタレントの中川翔子氏、東京大学生産技術研究所 山中俊治教授ら。応募は8月31日まで。詳細はコンテストのWebページにて確認してほしい。