MUSINは、iBasso Audioのポータブルオーディオプレーヤー「DX160」の仕様を一部変更した新製品「DX160 ver.2020」を5月22日に発売する。価格はオープンプライスで、直販ストアでの販売価格は税込39,820円。カラーはブラック、ブルー、シルバー、レッドの4色。
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iBasso Audio DX160 ver.2020
DX160は、中国・深センのオーディオメーカー、iBasso Audioの最上位プレーヤー「DX220」のエッセンスを凝縮しながら、ユーザビリティをブラッシュアップしたハイレゾプレーヤーとして2019年に発売した機種。
2020年モデルには、以下の3つの仕様変更を行った。いずれも4月25日の「ヘッドフォン祭ONLINE」にて予告されていた内容で、今回発売時期と価格が正式に決まったかたちだ。
- 画面にジャパンディスプレイ(JDI)製の1080P全面液晶を採用
- 3.5mmステレオミニ出力に、CTIA規格ジャックを採用
4極プラグの機器を接続しても正常な音声出力が可能に - 新しいバッファチップで、高速な信号変換と帯域幅の増加を実現
安定した電流出力と優れたリスニング体験を提供
これらの仕様変更で音響特性数値に変化はないものの、新しいバッファ回路の影響で消費電力が増加しており、最大連続再生時間は13時間から12時間に変更されている。
その他の仕様は、既存のDX160と同じ。DACチップはシーラス・ロジックの「CS43198(QFN版)」をデュアルで搭載し、384kHz/32bitまでのPCMと11.2MHzまでのDSD音源を再生できる。3.5mmステレオミニ出力に加えて4.4mmバランス出力も備える。
フルHD解像度の5型全面ディスプレイを備え、タッチ操作に対応する。IEEE 802.11 b/g/n/acの無線LANを備え、Bluetooth 5.0にも準拠。コーデックはLDACやaptXをサポートする。Bluetoothレシーバーとしての利用も可能だ。
本体は精密加工による曲面仕上げのアルミニウムボディで、マルチカラーのアルマイト処理による全4色のカラーバリエーションを用意。3D曲面仕上げのガラスバックカバーも備える。本体サイズは123×69×15mm(縦×横×厚さ)、重さは178g。
