PayPayは5月15日、東京都が発行する個人事業税や自動車税種別割などの納付書が「PayPay請求書払い」に対応すると発表した。対応開始は2020年6月1日から。これにより、都発行の税金納付書の支払いが「PayPay」アプリで行えるようになる。

  • 「PayPay請求書払い」の利用イメージ

PayPay請求書払いは、電気・ガス・水道料金などの対応する請求書(払込票)に記載されたバーコードを「PayPay」アプリから読み取り、PayPay残高を使って支払えるサービス。外出せずともその場で請求書の支払いが行える。2020年5月15日現在では、水道局や電気・ガス事業者など、672の地方公共団体や事業者の請求書に対応済み。

今回、東京都が発行する固定資産税・都市計画税(23区内)、固定資産税(償却資産、23区内)、不動産取得税、個人事業税、自動車税種別割が、新たにPayPay請求書払いに対応した。利用には、「PayPay」アプリ バージョン1.34.0以降が必要。

PayPay請求書払いを使うことで、支払額の0.5%~1.5%がPayPayボーナスとして還元される特典にも対応する。1回の支払いにおける還元上限は7,500円相当、1カ月の還元上限は15,000円相当。

なお、自動車税種別割の納期限は毎年5月31日だが、2020年は日曜日にあたるため、納期限が翌日6月1日となる。このため、6月1日限定で自動車税種別割の納付も「PayPay請求書払い」で行える。自動車税種別割を除く各税金は、それぞれの納付期限中に支払える。