デルは5月15日、第10世代Intel Coreを搭載した15.6型ノートPC「New XPS 15」を発表した。同日販売開始する。最小構成価格は税別199,980円。
16:10アスペクト比の狭額縁ディスプレイを備えた、15.6型ノートPC。2019年モデルでは下ベゼルに幅があったが、今回発売する2020年モデルでは4辺狭額縁となり、画面専有率92.9%と視認性を高めている。ディスプレイは最大でAdobe RGBカバー率100%やDCI-P3 94%、UHD+(3,840×2,400ドット)解像度を選択可能。パネルは、ブルーライトを軽減しつつ鮮やかな色彩を維持するEyesafeパネルを採用する。
性能面ではCPUに第10世代Intel Core i5もしくはi7を、グラフィックスに最大GeForce GTX 1650 Ti(4GB)を搭載可能。本体はカーボンファイバー製で、画面は耐衝撃性と耐擦傷性に優れたCorning Gorilla Glass 6で覆う。側面はダイヤモンドカットで、傷がつきにくく破損しにくいアルマイト加工処理を施した。
機能面では、希望の優先順位でバッテリーの使用方法を設定し、バッテリーの持ちをよくする「Dell Power Manager」や、Windows Hello対応の顔認識、指紋認証センサー、Wi-Fi 6無線LANなどを搭載。サウンドはスピーカー向けにチューニングされたWaves Nx 3D Audioを搭載する。
最小構成となるプレミアムモデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i5-10300H(2.50GHz)、メモリがDDR4 2933 8GB(4GB×2)、ストレージが512GB M.2 NVMe SSD、グラフィックスがIntel UHD Graphics(CPU内蔵)、ディスプレイが15.6型(1,920×1,080ドット、非光沢)など。OSはWindows 10 Home 64bit。Microsoft Officeは非搭載。
ネットワークはIEEE802.11ax(Wi-Fi 6)無線LAN、Bluetooth 5.1で、有線LANポートは搭載しない。インタフェースはUSB Type-C×1(DisplayPort対応)、Thunderbolt 3×2(DisplayPort対応)、SDメモリーカードスロット、3.5 mmイヤホン/ヘッドホンコンボジャックなど。
本体サイズはW344.72×D230.14×H18mm、重さは1.83kg(最軽量時)。カラーはプラチナ シルバー&ブラックの1色。