ヤフーが提供する事業者向けデータソリューションサービスは、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の一助として、自粛実態を把握しやすくすることを目的に、都道府県単位の往来量の日次推移を自身の操作で確認でき、転載利用も可能なグラフなどのコンテンツを公開した。

同コンテンツでは、画面上で「都道府県や人流の向き(往訪:出ていく人/来訪:入って来る人)」と、「平日か祝休日かなど」を選択すると、2020年3月15日から閲覧日前日までの、往来量を示す指数の日次推移が折れ線グラフで表示される。往来量を示す指数は、ヤフーが提供するアプリ上で位置情報の利用に許可したユーザーのデータを元に推計したものだ。

対象とする都道府県を複数選べるので、比較も容易。データは毎日13時をめどに前日分が反映される。

また、出典として「ヤフー・データソリューション」と表記すれば、営利・非営利を問わず転載利用が可能だ。Webサイト埋め込み用のコードやダウンロード機能もそろえている。

コンテンツの作成にあたっては、ビジュアル分析ツールを提供するTableau協力のもと、ヤフーが保有するビッグデータとともに、Tableau提供のデータビジュアライズツールを用いた。コンテンツは、Tableauの新型コロナウイルス感染症に関するデータをビジュアル化したコンテンツ特集サイト「COVID-19・Viz Gallery」にて公開している。