オービッビジネスコンサルタント(OBC)は4月27日、人事労務手続きと社内の総務手続きをデジタル化する「奉行Edge 総務人事電子化クラウド」を同日より販売開始したことを発表した。

  • 奉行Edge 総務人事電子化クラウド

    奉行Edge 総務人事電子化クラウド

「奉行Edge 総務人事電子化クラウド」は、社会保険手続きをはじめとした人事労務手続きに加え、社内の総務手続きをデジタル化し、総務人事で発生する従業員や役所との「紙」のやりとりを徹底的に削減するサービス。

まずは今回、第1弾として「先行特別版」をリリースし、「紙」によって在宅勤務ができない企業のデジタル化を推進するため、キャンペーンと合わせたサービスの提供を開始する。

また、第2弾(10月予定)では、退職、結婚、産休・育休、定年再雇用などの主要な手続きに対応し、第3弾(2021年以降予定)では、社員旅行の出欠確認をはじめとした「アンケート回収」、健康診断などの「イベント・スケジュールの通知」などの総務業手続きに対応していくという。

今回リリースした「先行特別版」では、紙を使わずマイナンバーや個人情報を収集できるため書類の印刷や郵送といった手間を省くことができるほか、労働条件通知書の電子交付を希望した従業員に対して、Web上で労働条件を通知することが可能。また、e-GovとのAPI連携でサービスから電子申請を行えるという。

また、「奉行Edge 総務人事電子化クラウド」で手続き完了後は、社員情報が自動的に更新され、手入力でデータベースを作成する必要はないということだ。

  • 労働条件通知書の電子交付機能を標準提供

    労働条件通知書の電子交付機能を標準提供

価格は、年間利用料が税別180,000~(1人当たりの月額利用料は税別500円)。なお、9月末までに購入すると、初年度12か月分の月額利用料が半額になるキャンペーンを実施。また、キャンペーン期間中はサービス利用期限が一律2021年10月末までとなり、最大6カ月分が無償になるということだ。