LGエレクトロニクス・ジャパンは4月24日、アスペクト比21:9のウルトラワイド液晶ディスプレイ(4モデル)を発表した。いずれも5月22日から発売し、価格はオープン。
35WN75C-B
35WN75C-Bは、アスペクト比21:9の35型曲面モデル。店頭予想価格は70,600円前後(以下すべて税別)。リフレッシュレートは100Hzで、液晶パネルはVA方式を採用。3辺フレームレスデザインで、解像度は3,440×1,440ドットと広く、複数のウィンドウを開いた作業に適している。専用ソフト「OnScreen Control」の「Screen Split」機能を使えば、複数ウィンドウの自動整列が可能。「OnScreen Control」ではWindows上からの各種設定も行える。
USB Type-Cでの接続に対応し、ケーブル1本で映像入力・データ転送・接続機器の充電に対応。USB 3.0のハブポート×2基も備える。眼精疲労対策として、ブルーライトを抑える「ブルーライト低減モード」と、LEDバックライトのちらつきを抑制する「フリッカーセーフ」を搭載した。
ゲーミング機能はAMD FreeSyncに対応し、ティアリングやスタッタリングを抑制。映像信号を画面に表示するまでのタイムラグを最小限に抑える「DAS(Dynamic Action Sync)」や、暗いシーンの視認性を高めるブラックスタビライザーも搭載する。
そのほか主な仕様は、視野角が水平垂直とも178度、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が2,500:1、応答速度が5ms(GTG、応答速度Faster設定時)。映像入力インタフェースは、USB Type-C×1、HDMI×2、DisplayPort×1。スタンドは前-5~後35度のチルト、110mmの高さ調整が可能。7W+7Wのスピーカーを内蔵する。VESAマウント100mmに対応し、本体サイズは832×D251×H463~573mm、重さは8.3kg(スタンドあり)。
34WN750-B
34WN750-Bは、IPS液晶パネルを採用するフラット形状の34型モデル。店頭予想価格は60,500円前後。USB Type-Cポートはないものの、USB 3.0ハブ×2ポートを備える。
主な仕様は、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1。本体サイズは817×D227×H456~566mm、重さは8.6kg(スタンドあり)。そのほかの機能や仕様は35WN75C-Bとほぼ共通。
34WN650-W
34WN650-Wは、解像度が2,560×1,080ドットでフラット形状の34型モデル。店頭予想価格は45,300円前後。DisplayHDR 400に対応し、輝度が400cd/平方メートルと高い。コントラスト比は1,000:1。USBハブは搭載しない。
本体サイズは817×D227×H456~566mm、重さは7.7kg(スタンドあり)。そのほかの機能や仕様は34WN750-Bとほぼ共通。
29WN600-W
29WN600-Wは、解像度が2,560×1,080ドットでフラット形状の29型モデル。店頭予想価格は30,100円前後。HDR10に対応し、明るい部分をより明るく、暗い部分をより深い黒で再現する。
輝度は250cd/平方メートル(ピーク輝度280cd/平方メートル)。本体サイズは688×D209×H407mm、重さは3.1kg(スタンドあり)。スタンドの高さ調整機能は搭載していない。そのほかの機能や仕様は34WN650-Wとほぼ共通。