SNEXTは、映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』とコラボレーションしたfinalの完全ワイヤレスイヤホンを発表。価格はオープンプライスで、店頭価格は税込19,800円前後を見込む。日本テレビの通販サイト「日テレポシュレ」で先行予約販売を開始し、一般販売は2020年6月を予定している。製品名は「EVA2020 × final完全ワイヤレスイヤホン」。
イヤホンからケースに至るまで、エヴァンゲリオン各機をモチーフにした新設計完全オリジナルデザインを採用。初号機・2号機・Mark.06モデルの3モデル展開で、イヤホンのステータスをアナウンスするガイド音声は、NERVオペレーターの伊吹マヤ(CV:長沢美樹)が担当する。音声は日本語・英語の2種類から選べる。イヤホン本体だけでなく、パッケージにもエヴァンゲリオンとパイロットのシンクロ率を表す波形をモチーフにしたオリジナルデザインを施している。
finalが音質を全面監修しており、「Bluetoothに起因する、高音域の気になる部分のみをイコライザーで補正し、十分な低音感とクリアなボーカルの両立を実現した」という。チップセットにはクアルコム「QCC3020」を採用し、Bluetooth 5.0に準拠。コーデックはSBC、AAC、aptXをサポートする。
完全ワイヤレスイヤホンのために設計されたfinalの新しいイヤーピース、「TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様」を5サイズ同梱。耳穴の入り口にソフトに装着するタイプで、一般的なイヤーピースと比べて異物感がほとんどないという。装着感そのものを最小にして“至上最高の装着感”を追求した。
バッテリー容量はイヤホン片側につき50mAh、付属の充電ケースが950mAh。連続音楽再生時間はイヤホン単体で最大9時間(SBC/AAC再生時)、aptXでの再生時は6時間。充電ケースと組み合わせることで最大63時間聴ける。充電時間は2時間。充電用USB Type-Cケーブルなどが付属する。
アンビリカルケーブル風の3Dオーディオイヤホンも同時発売
さらに、「EVA2020 × final 3Dオーディオイヤホン」(FI-EVA2020)も同時発売。価格はオープンプライスで、店頭価格は税込2,980円前後。
一般販売は2020年6月を予定しているが、上記の「EVA2020 × final完全ワイヤレスイヤホン」の先行予約販売を記念し、予約購入特典として「EVA2020 × final 3Dオーディオイヤホン」とセットで提供する。
6.4mmのダイナミック型ドライバーユニットを搭載。2chステレオ方式で制作された音源と、バイノーラル技術で制作された音源の違いを研究から生まれたイヤホンで、「声質や距離感の変化が演者や制作者の意図通りに再現され、自分が作品の中にいるような没入感のあるサウンド」が楽しめるという。
ステレオミニのイヤホンジャックに、エヴァンゲリオンの背部から電源を供給するアンビリカルケーブルをモチーフにしたデザインを採用。ケーブルの長さは1.2m。
本体はABS製で、感度は98dB、インピーダンスは16Ω。重さは12g。独自のイヤーピーススィングフィット機構を採用し、5サイズのオリジナルイヤーピース 「final TYPE E」が付属する。パッケージには月面や初号機のナンバーなどをモチーフにしたオリジナルデザインを採用している。