やはりというか、ネットスーパーの利用が活性化しているようだ。ジャストシステムが4月21日に発表した、2020年3月度「Eコマース&アプリコマース月次定点調査」の調査結果から見て取ることができる。調査はサンプルとしてネットリサーチサービス「Fastask」でデータを収集し、回答した17歳~69歳の男女1,100名が対象。

  • ネットスーパー利用者、直近3カ月で利用頻度が上昇 - ジャストシステム

    ネットスーパーの利用頻度が増している (出典:Marketing Research Camp)

同調査は毎月行われている定点観測調査だ。今回行われた調査の具体的な質問項目は「今月のEC利用状況を教えてください」「今月、ECで購入した金額を教えてください」「今月の全体支出に占める、ECの割合を教えてください」「EC利用の際に使用するデバイスを教えてください」「スマートフォンでECを利用する際の方法について教えてください」「ネットスーパーの利用状況を教えてください」「直近3カ月間における、ネットスーパー利用の変化について教えてください」「Prime Nowの利用状況を教えてください」「Prime Nowの利用時間帯を教えてください」など。

ネットスーパーを利用していると回答した147人のうち、過半数で直近3カ月の利用頻度が上昇。また3月はEC全体の利用者が増え、年代別では40代以降でECを利用した人は過半数を超えた模様。ネットスーパーサービスの中でもAmazonが提供する「Prime Now」が優勢で、ユーザー全体の過半数が利用しているという。

集計データとしてまとめられた調査結果レポートは、「Marketing Research Camp」の自主調査レポートページで無料ダウンロードできる。