Microsoftは米国時間2020年4月14日、Microsoft Teamsにタグ機能を追加したことを公式ブログを通じて明らかにした。その他のオプション(…)から「タグの管理」から任意のタグを作成すると、チャネルへ投稿時に使用可能になる。

  • 「タグの管理」をメニューに表示させるには、チームの設定でタグを追加できるユーザーの範囲を事前に設定しておく

    「タグの管理」をメニューに表示させるには、チームの設定でタグを追加できるユーザーの範囲を事前に設定しておく

  • チャネル投稿時はメンション機能を使うことでタグを呼び出せる

    チャネル投稿時はメンション機能を使うことでタグを呼び出せる

Microsoftは本機能について、「役割や能力、専門知識などの属性に基づき、チーム内のユーザーを編成できる」と説明した。たとえば、CustomerSupportタグを作成した場合、顧客が抱える問題をチャネルに投稿することで、最適なスタッフに情報を通知できる。同社は大規模なチームや部門間プロジェクトチーム、製造工場で働く従業員に対しては特性の安全認証をタグ化するといったシナリオを紹介した。

Microsoftはタグ作成時に分かりやすい名称を付けることや、タグにアクセスできる範囲の認識、タグの制限(チームごとに100タグ、1つのタグに対しては100人まで登録可能。各ユーザーには最大25タグまで付与できる)などを注意喚起した。本機能に関する詳しい情報は公式ドキュメントサポートページの参照をお薦めする。

阿久津良和(Cactus)