ハイセンスジャパンは4月10日、「解凍洗浄」と「内部クリーン」のダブルクリーンシステムを搭載したルームエアコン「Sシリーズ」(4機種)を発表した。

  • ハイセンスジャパンのルームエアコン「Sシリーズ」

発売は4月中旬で、価格はオープン。冷房能力、適応畳数、推定市場価格(税別)は以下の通り。

■HC-S22C
・冷房能力:2.2kW
・冷房6~9畳、暖房5~6畳
・45,000円前後

■HC-S25C
・冷房能力:2.5kW
・冷房7~10畳、暖房6~8畳
・55,000円前後

■HC-S28C
・冷房能力:2.8kW
・冷房8~12畳、暖房8~10畳
・65,000円前後

■HC-S40C2
・冷房能力:4.0kW
・冷房11~17畳、暖房11~14畳
・75,000円前後

Sシリーズは清潔機能にこだわったルームエアコン。室内機の熱交換器を-19℃に冷やし、周囲の水分を付着して凍らせた後に一気に溶かす「解凍洗浄」を搭載。熱交換器のカビ、臭い、油汚れ、ホコリをしっかりと洗浄するとしている。エアコン内部を乾燥させて、カビや臭いの発生を抑える「内部クリーン」機能も備えた。

風の向きを上下左右に連続で自動スイングする「自動立体気流スイング」機能では、立体気流を生み出して部屋の温度をムラなく均一に保つ。大型ファン設計によって、回転数を落としても風量はそのままで運転できるため、パワフルで静かな運転を実現した。

  • 視認性を重視したリモコン

リモコンでは、温度の設定を0.5℃刻みで行える。最大パワーで運転して帰宅後の部屋をすばやく快適な温度にする「パワフルモード」を含む、6段階の風量調節が可能。このほか、極端な温度変化を抑える「おやすみモード」、消費電力を抑える「ECOモード」などがある。リモコンには大きな文字や大きなボタン、大きな液晶を採用し、視認性を高めた。暗いところでも操作しやすいよう蓄光ボタンを備えている。

室内機の本体サイズは4機種とも共通で、幅780×奥行き236×高さ282mm。通年エネルギー消費効率(APF)はHC-S22C-W、HC-S25C-W、HC-S28C-Wの3機種が5.8、HC-S40C2-Wが4.9となっている。