富士通は3月31日、富士通グループの中長期戦略の策定・実行を支援するシンクタンクとして、新会社「富士通フューチャースタディーズ・センター」(英語表記:Fujitsu Future Studies Center)を設立すると発表した。

外交や安全保障の分野に知見の深い谷内正太郎氏(同社エグゼクティブアドバイザー、前国家安全保障局長、元外務事務次官)を理事長に迎え、6月1日より事業を開始する予定。代表は山守勇氏が務め、同氏は富士通 執行役員常務と兼務する。

シンクタンクは国内外の第一線で活躍する研究者、実務家、ビジネスパーソンなどと連携し、地政学的な観点を含めた国際情勢と先端テクノロジーの動向を横断的に調査・分析するとともに、その成果を富士通グループに提供することによって、中長期戦略の策定・実行を支援する。