メルカリは、フリマアプリ「メルカリ」において、3月13日から衛生マスクの出品を一律禁止し、削除対象とすることを発表した。

メルカリでは2月4日より、入手経路の確認や著しく高額な商品の削除・利用制限など、取引状況に応じてさまざまな対応を行ってきたが、今回、3月10日に「国民生活安定緊急措置法施行令の一部を改正する政令」が閣議決定されたことを受け、衛生マスクの出品を一律禁止し、削除対象とすることを決めた。法令により、3月15日以降、市販で購入した衛生マスクを取得価格を超える価格で譲渡した場合、一年以下の懲役もしくは百万円以下の罰金が課される。

マスクの出品すべてが、必ずしも違法行為につながるわけではないが、メルカリでは、意図せず違法行為につながる可能性等を考慮し、「衛生マスク(個人が自作したものを含む)」「衛生マスクとその他の商品を抱き合わせた出品」を一律禁止し、削除対象とすることを決めたという。

なお、メルカリでは、トイレットペーパーとティッシュペーパーの出品についても、制限の対象にしており、著しく高額で出品された商品については、削除対象にするようにしている。