アルプス システム インテグレーションは5日、同社の提供するセキュリティソリューション、情報漏洩対策シリーズの「InterSafe ILP(インターセーフ アイエルピー)」の最新バージョン7.0をリリースした。

「InterSafe ILP」は情報漏洩対策のためのファイル自動暗号化ソフト「InterSafe FileProtection」、デバイス制御ソフト「InterSafe DeviceControl」、申請・承認ワークフローソフト「InterSafe WorkFlow」、セキュリティUSBメモリ作成ソフト「InterSafe SecureDevice Ultimate」で構成されており、今回のバージョンアップでも、それぞれの機能が強化。ファイル持ち込み申請時の自動無害化機能、ワークフローによる暗号解除・アクセス権限変更機能、有効期限超過ファイルの自動削除機能が追加されている。また、暗号化対象アプリケーションに普及する3D設計ソフトAutoCADのファイルが追加されている。

  • ファイル持ち込み申請時の無害化処理イメージ(同社資料より)

    ファイル持ち込み申請時の無害化処理イメージ(同社資料より)

今回のバージョン7.0は、ファイルの持ち込み申請時の自動無害化や有効期限超過ファイルの自動削除など強力な選択肢とともに、申請・承認時のワークフローでの暗号解除、アクセス権限変更など柔軟性の強化も特徴で、個々の企業や職域など状況に応じた運用の幅が広がる。