パナソニックは3月3日、VIOエリアのムダ毛を自己処理できる電動シェーバー「VIOフェリエ ES-WV60」（以下、VIOフェリエ）を発表しました。発売日は5月1日。価格はオープン、推定市場価格は6,000円前後（税別）です。パナソニックは顔用やボディ用などさまざまな電動カミソリを販売していますが、VIOに特化したシェーバーはこのVIOフェリエが初めて。VIOフェリエを体験できるビューティーセミナーに行ってきました。
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一見するとシンプルなT字型カミソリのようなVIOフェリエですが、VIOをケアするためのさまざまな工夫が
VIOケアって？
この数年、脱毛ケアで注目されているのが「VIO」と呼ばれるエリア。これはビキニラインの「V」ゾーンに陰部の両側「I」ゾーン、肛門周りの「O」ゾーンに生えるムダ毛を指す用語で「ハイジニーナ」などとも呼ばれています。VIOを脱毛ケアすると下着や水着の選択肢が増えるほか、デリケートゾーンが蒸れにくくなり衛生的に保てるなどのメリットがあるため、最近はファッションを気にする若年層以外にも、介護脱毛を目的としたケアとしても注目されている部分です。今回発表されたVIOフェリエは、このVIOに生えたムダ毛をケアするのに特化した電動カミソリになります。
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VIOフェリエ本体と付属品。写真は基本となるトリマー刃ヘッド装着時。単三アルカリ乾電池×1本で動作します
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人気脱毛サロンでの調査では、「VIO脱毛」を選ぶ会員は約89％。VIO脱毛への関心の高さがわかります
パナソニックはすでに「フェリエ」シリーズとして、フェイス用やボディ用の電動カミソリを発売しています。一般的に、VIOのムダ毛は顔やボディの毛よりも太いため、今回のVIOフェリエは毛を迎え入れる刃と刃の間の隙間を大きくとっています。具体的には、フェイス用の刃間は0.18mm、ボディ用は0.25mmなのに対し、VIOフェリエは0.45mm（トリマー刃）。太い毛もしっかり刃の間にキャッチできるのです。モーターも強力になっており、ボディ用ES-WR50と比較すると約3倍、パワフルになったそうです。VIOフェリエはIPX7レベルの防水仕様で、お風呂場でも利用可能です。
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VIOのムダ毛を模した疑似スキンを使ってVIOフェリエを使用したところ。本体を直角に近い角度で肌に当ててゆっくり動かすことで、あまり力を入れずに剛毛もしっかりと剃ることができました
実際に触れてみて便利だと感じたのが、刃先が丸く安全なこと。刃の間に入り込んだ毛はしっかりとカットしますが、刃先に当たる肌には傷がつきません。実際にVIOフェリエを動作させた状態で肌に押しつけてみましたが、まったく肌に傷はつきませんでした。
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一般的なムダ毛剃り用のカミソリをストッキングの上で滑らせたところ。ストッキングが次々と伝線
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VIOフェリエをストッキングの上で滑らせたところ。ほとんど傷がついていません
豊富な付属品、ケアの方法もいろいろ
VIOフェリエのもう一つの魅力は、アタッチメントの豊富さです。刃は基本となるトリマー刃のほか、トリマー刃よりも短く毛を仕上げられるネット刃という2種類を用意。刃に装着するアタッチメントとしては、肌に直接刃を触れさせないスキンガードと、毛の高さを数mmにそろえるボリュームダウンコームの2種類が用意されています。
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写真右からトリマー刃、ネット刃、ボリュームダウンコーム、スキンガード
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スキンガードとボリュームダウンコームといったアタッチメントは、トリマー刃に装着して利用します。スキンガードはIやOなど特にデリケートな部分をケアするのに便利
体験してみて、特に便利だったのがネット刃。男性用シェーバーの（網のような）外刃と、毛をカットする可動式の内刃で構成されたシェーバーです。力強く押しつけても肌を傷めないので、肌をできるだけツルツルに仕上げたいとき、トリマー刃のあとに利用すると便利です。
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ネット刃は肌を傷める心配がないので、消しゴムのようにゴシゴシと肌をこするように使えます
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トリマー刃で毛を剃ったあと、赤で囲んだ部分だけネット刃で仕上げケアしてみました。トリマー刃だけで仕上げた部分より、毛根部が見えないのがわかります
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ネット刃は使用後外刃と内刃を取り外し、両方ともに水洗いできます
ムダ毛ケアができる「光エステ」の新モデルも
今回のプレス向け体験セミナーでは、光美容器 光エステ＜ボディ＆フェイス用＞の新モデル「ES-WP82」（3月1日発売）も体験できました。光エステは、ムダ毛を剃ったあとの肌に光を照射することで、ムダ毛を薄くしたり生えにくくする製品で、Vラインにも使えます。
新モデルの特徴は「スピード照射モード」。従来は光の照射に1.6秒の間隔が必要でしたが、このモードを使用すると約1秒間隔で光を照射できます。
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肌に光を照射することでムダ毛をケア。幅8.3平方センチの広い照射面でスピーディーにケア
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新モデルでは顔用のアタッチメントに波長調整フィルターが搭載されました。これにより、出力がパワーアップしても肌への刺激が減り、美肌効果もアップしたといいます
