恵安は2月3日、量子ドット技術を採用したゲーミングディスプレイを発表した。23.8型、27型、31.5型の3機種で、2月4日に直販サイトなどで発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は23.8型モデルの場合で税込22,000円前後。

  • 発表されたゲーミングディスプレイ(画像は23.8型の「KIG240QD」)。量子ドット技術とは、吸収した光を別の色に変換する特性を持つナノサイズの半導体結晶物質(量子ドット)材料を採用した技術という

量子ドット(Quantum dot)技術を採用した、HDR対応のゲーミングディスプレイ。より鮮やかな発色で映像の色彩を忠実に再現できるといい、sRGBカバー率が97%(sRGB比138%)、Adobe RGBカバー率が97%(AdobeRGB比103%)と広い色域を備えている。

応答速度は最大1ms(応答速度モードON/HIGH時)。リフレッシュレートは23.8型モデルで最大75Hz、27型 / 31.5型で最大165Hzを実現している。また、FreeSyncに対応し、対応GPUと組み合わせることで映像のちらつきやカクつきを低減して滑らかな表示が行える。フリッカーフリーやブルーライトカット機能など、目の負担を軽減する機能も搭載。

  • 本体背面

ラインナップは、23.8型の「KIG240QD」、27型の「KIG270QD」、31.5型の「KIG320QD」の3機種。厚みは約8mmで、3辺狭額縁のベゼルはそれぞれ約3mm幅(左右上部)と薄い。

23.8型モデルの主な仕様は、解像度が1,920×1,080ドット、視野角が上下178度 / 左右178度、最大輝度が300cd/平方メートル、コントラストが1000:1、入力端子がDisplayPort 1.4×1、HDMI 1.4(HDCP 1.4)×2など。本体サイズはW540×H404×D153mm、重さは約2.85㎏(いずれもスタンド含む)。75mmのVESAマウントに対応する。

27型モデルでは、上記からコントラストが4000:1に、入力端子がDisplayPort 1.2×1、HDMI 2.0(HDCP 1.4)×1、HDMI 1.4(HDCP 1.4)×1に変更される。本体サイズはW614×H436×D193mm、重さは約4.35kg(いずれもスタンド含む)。100mmのVESAマウントに対応する。

31.5型モデルでは、解像度が2,560×1,440ドットに、最大輝度が250cd/平方メートルに、コントラストが3000:1に変更され、入力端子もHDMI 2.0(HDCP 1.4)×1、DisplayPort 1.2×2となる。本体サイズはW715×H498×D193mm、重さは約5.50㎏(いずれもスタンド含む)。100mmのVESAマウントに対応する。