博報堂は10日、製品・サービスの創造や改良のアイデア・スキルを持つ先進的な生活者との共創により、企業の新たな価値創出を行うプログラム「博報堂ユーザー・イノベーション・プログラム」 の提供を開始することを発表した。

  • 博報堂ユーザー・イノベーション・プログラム

    博報堂ユーザー・イノベーション・プログラム

提供を開始する「博報堂ユーザー・イノベーション・プログラム」は、企業のブランディングやイノベーション支援を行う同社の専門組織「博報堂ブランド・イノベーションデザイン」の知見をもとに、課題となる適切な対象者の抽出やアイデアを引き出す手法、参加モチベーション維持などに配慮して開発したプログラム。

同プログラムでは、企業の課題に合わせて技術的・専門的な知識を持つ生活者とのワークショップからアイデア抽出を行う「リードユーザー型」、アイデア公募を行う「クラウドソーシング型」、SNSなどの口コミデータからアイデアを抽出する「文章解析AI型」という3つアプローチから、最適な手法を選定してプロジェクト設計を行い、アイデアの創出から実装、プロモーションまでを支援するということだ。

なお、同社は2月27日、博報堂ラーニングスタジオにて開催する博報堂マーケティングスクールのセミナー「生活者をイノベーターとして活用する共創型開発ユーザー・イノベーション講座」において、今回の「博報堂ユーザー・イノベーション・プログラム」についても紹介するという。セミナーの詳細および申し込みは、Webサイトを確認のこと。