ASUS JAPANは12月20日、液晶タッチパッド「ScreenPad」を搭載したノートPC「ASUS ZenBook」シリーズ新製品を発表した。ラインナップは、13型の「ASUS ZenBook 13 UX334FAC」と14型の「ASUS ZenBook 14 UX434FLC」の2シリーズで、いずれも第10世代のIntel Coreプロセッサを採用する。発売は12月21日。価格は13型モデルが税別113,455円から、14型モデルが税別142,546円から。
ASUSのScreenPadとは、キーボード手前にあるタッチパッドをサブディスプレイ化した機能。2018年6月に発表された「ASUS ZenBook Pro」で初披露されたもので、一般的なタッチパッド操作のほか、対応アプリで音楽再生したり、手書き入力用のディスプレイとして使ったりできる。ScreenPad 2.0の液晶は5.65型で、解像度は2,160×1,080ドット。
今回発表された「ZenBook」新モデルでは、第10世代Intel Coreプロセッサを採用。また、13型モデルでは前世代のZenBook 13(UX331)に比べ約14%小型化、14型モデルでは前世代のZenBook 14(UX430)に比べ約13%コンパクトになったとする。薄型ながら、米国軍事規格「MIL-STD 810G」に準拠し、高温/低音、高度テストなどをクリアする。
ディスプレイ部は、13型で4.5mm、14型で4mmの超狭額ベゼルを採用。画面占有率は13型で89%、14型で90%と高く、コンテンツの没入感を高めた。sRGBカバー率はいずれも100%で、14型ではタッチスクリーンも採用。13型モデルはカラーやスペックの違いで8機種、14型モデルは2機種の計10機種で展開する。
ASUS ZenBook 13 UX334FAC(13型モデル)の主な仕様
- OS:Windows 10 Home 64bit
- CPU:Intel Core i7-10510U / Core i5-10210U
- メモリ:8GB / 16GB
- ストレージ:512GB SSD(PCIe Gen3 x2)
- グラフィックス:Intel UHD Graphics
- ディスプレイ:13.3型ワイド液晶(1,920×1,080ドット)
- 通信機能:IEEE802.11a / b / g / n / ac / ax、Bluetooth 5.0
- インタフェース:HDMI出力×1、USB 3.1(Type-C/Gen2)×1、USB 3.1(Type-A / Gen2)×1、USB 2.0×1、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1、microSDカードスロット×1
- バッテリー駆動時間:約9.5時間 / 約10時間
- 本体サイズ:W302×D189×H17.9mm
- 重さ:約1.27kg
価格は、Core i7搭載でOfficeなしモデルが税別136,182円、同Officeありモデルが158,910円。Core i5搭載でOfficeなしモデルが税別113,455円、同Officeありモデルが136,182円。
ASUS ZenBook 14 UX434FLC(14型モデル)の主な仕様
- OS:Windows 10 Home 64bit
- CPU:Intel Core i7-10510U / Core i5-10210U
- メモリ:8GB / 16GB
- ストレージ:512GB SSD(PCIe Gen3 x2)
- グラフィックス:NVIDIA GeForce MX250
- ディスプレイ:14型ワイド液晶(1,920×1,080ドット)
- 通信機能:IEEE802.11a / b / g / n / ac / ax、Bluetooth 5.0
- インタフェース:HDMI出力×1、USB 3.1(Type-C/Gen2)×1、USB 3.1(Type-A / Gen2)×1、USB 2.0×1、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1、microSDカードスロット×1
- バッテリー駆動時間:約8.3時間 / 約9.5時間
- 本体サイズ:W319×D199×H16.9mm
- 重さ:約1.3kg
価格は、Core i7搭載モデルが税別165,273円、Core i5搭載モデルが税別142,546円。