音声認識エンジン「AmiVoice」を提供するアドバンスト・メディアは12月3日、AmiVoiceの音声認識機能を実装できるAPIを開発できるプラットフォーム「AmiVoice Cloud Platform」の一般公開を開始した。

サービスを活用することで利用者は、AmiVoiceの音声認識APIを実装したクライアントアプリケーションを作成することができるようになる。利用できる代表的な機能が、HTML5でマイク音声が取得可能なWebブラウザやWebSocketが利用可能なIoTデバイスなどのプラットフォームを活用したリアルタイム認識(WebSocket 音声認識API)と音声をまとめて一括処理して文字化することができるバッチ認識(HTTP音声認識API)。

  • 「AmiVoice Cloud Platform」利用イメージ(公式Webサイトより)

    「AmiVoice Cloud Platform」利用イメージ(公式Webサイトより)

現在、公式WebサイトではWebSocket音声認識API、HTTP音声認識APIをすぐに体験できるサンプルプログラムのダウンロードが可能になっており、実際のアプリケーション開発に利用することもできるようになっている。サービスは、初月無料の使い放題(20日以降の申し込みは翌月まで無料)、毎月60分無料となっている。料金は発話単位区間で計算した従量課金モデルとなっており、汎用エンジンのログ保存有りで0.025円/秒。ログ保存無しで0.04円/秒となっている。