アーキサイトは21日、トラベルグッズブランド「MOBO」より、ノートPCなどのUSB-Cポートにつないで、5種類の入出力ポートを拡張できる小型ドッキングステーション「USB-C Travel Mini Dock」を発表した。同日より発売開始しており、価格はオープン。店頭予想価格は税込7,090円前後。

  • 「USB-C Travel Mini Dock」

    「USB-C Travel Mini Dock」

USB-C(Type-C)Power Delivery 3.0×1、USB-A(Type-A、USB 3.1 Gen1)×1、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、HDMI×1、D-Sub(15ピン)×1の各ポートを備えた小型ドッキングステーション。ノートPCなどのUSB-Cポートにつなぐだけで、少ないデバイスのコネクタ不足を解消できる。

USB-Cポートは、データ転送とUSB PD(Power Delivery)3.0に対応。USBメモリや外付けHDD、USBマウスなどUSB機器と接続できるうえ、PD対応のACアダプタとUSB-Cケーブルでつなげば、PD対応のUSB-Cポートを備えたノートPCに最大85Wで給電/充電が可能(100WのUSB PD充電器を利用した場合)。

  • USB PD対応のUSB-Cポートを備えたノートPCに、最大85Wで給電/充電が可能

    USB PD対応のUSB-Cポートを備えたノートPCに、最大85Wで給電/充電が可能

また、有線LANポートを備えることで、Wi-Fiがない、あるいはWi-Fiが安定しない環境でも有線LAN接続によるネットワーク環境を利用可能。Windows10やmacOSでは、別途ドライバのインストールは不要だ。

HDMIとD-Subによる映像出力も可能で、HDMI入力のないプロジェクターなどではD-Subポートを利用して映像を出力できる。HDMI出力は4K(最大3840×2160 @30Hz)にも対応(デバイス側のType-Cポートが、DisplayPort Alt mode規格に対応している必要がある)。

  • HDMIとVGAによる映像出力に対応

    HDMIとVGAによる映像出力に対応

電源はUSBバスパワー(PD給電時はセルフパワー動作)で、本体サイズはW123×D48×H199mm、重量は約80g(ケーブル・コネクタ含む)、USBケーブル長は約70mm。対応OSはWindows 10のほか、MacはOS X 10.10以降となる。