アシストは10月15日、同社が日本での総販売代理店を務める米国のInformation Builders, Inc.のBIプラットフォーム「WebFOCUS」の新バージョン8.2.06の提供開始を発表した。

「WebFOCUS」は、2019年1月末時点で国内1,280社が活用、世界では1万社以上の企業に採用されており、経営層からアナリスト、現場業務担当者から顧客やパートナーまで多様で大規模なデータ活用に対応できる"オペレーショナルBI"プラットフォーム。レポーティングからExcel連携、チャート・グラフ、マップアプリなどの複数情報アプリケーションとビジュアライゼーション、レポートやサンプルコンテンツ作成などのセルフサービス機能、App Studio、データアシストなどの管理、運営機能まで顧客のニーズに対応する機能を持つ。

今回のバージョンアップは、BI機能へのアクセスを一元的に管理できる「ホームページ」機能をはじめ、400以上の新機能が追加される大規模なものになる。代表的な追加機能として、自由度の高いユーザーインターフェースを自分でデザインできる「デザイナ(ポータル/ページ)」機能、出力したレポートの集計軸や集計値、グラフ種別などを変更し独自の切り口で分析できる「インサイト」機能、出力結果を元に簡易分析を行う機能「Active Report」の機能を強化した「Analytic Document」、メタデータ管理やデータアシスト機能を操作する「Webコンソール」のデザインと機能の強化などが挙げられている。

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    ログイン直後の"ホームページ"画面(同社資料より)

同社は、今回の大規模なバージョンアップについて、従来のエンタープライズ環境での利用支援機能の強化とともに、セルフサービス利用を期待するユーザーへの機能がより強化されていることを述べている。