シャープは、液晶テレビ「AQUOS 4K」のスタンダードモデル、BH1シリーズ3機種を10月12日から発売する。新4K衛星放送対応のチューナーを2基搭載し、4K放送を見ながら別チャンネルの4K放送の録画もできる。価格はオープン。店頭価格は60V型「4T-C60BH1」が20万円前後、50V型「4T-C50BH1」が11万円前後、40V型「4T-C40BH1」が9万円前後。

  • 4K AQUOS BH1シリーズ

    60V型「4T-C60BH1」

3製品とも解像度3,840×2,160ドットで、照明や外光の映り込みを抑え、見やすく鮮やかな映像を追求した「4K低反射液晶パネル」を搭載。HDR10とHLG方式のHDR映像をサポートする。60V型と50V型はさらに、色彩豊かな映像を再現する広色域技術「リッチカラーテクノロジー」や、消費電力を抑えたまま明るさをアップする「ハイブライトネス」機能にも対応する。

BS4K・110度CS4Kチューナーを2基備え、4K放送を見ながら別チャンネルの4K番組を裏録画できる。地上 / BS / 110度CSデジタルチューナーも2基搭載。番組録画には別売のUSB HDDが必要。

  • 4K AQUOS BH1シリーズ

    50V型「4T-C50BH1」

サウンド面では、バスレフ型のスピーカーボックスを採用し、低域から高域まで豊かなサウンドを再現。また、音声を前方に導く構造として、60V型に「フロントオープンサウンドシステム」、50V型には「フロントリフレクター」を搭載し、聞き取りやすさを高めた。

  • 4K AQUOS BH1シリーズ

    40V型「4T-C40BH1」

HDMI入力は4系統でHDCP 2.2に対応。音声は光デジタル音声出力と、ヘッドフォン出力を各1基備える。LAN端子も搭載するが、無線LANは非対応。

消費電力と年間消費電力量は、60V型が約154W、185kWh/年。50V型が約131W、149kWh/年。40V型が約121W、143kWh/年。

60V型は回転式スタンドを備えており、視聴位置に合わせて画面角度を左右計約30度、水平方向に調節できる。スタンドを含めた外形寸法と重量は、60V型が135.4×29×86.5cm(幅×奥行×高さ)で、約33kg。50V型が112.2×25.3×70.9cm(同)で、約13kg。40V型が91.5×23.1×59.7cm(同)で、約10.6kg。ボタン数が少なく文字が見やすい「シンプルリモコン」を同梱する。

  • 4K AQUOS BH1シリーズ

    付属の「シンプルリモコン」。ボタン数が少なく文字が見やすい