デルが9月7日(土)に開催した「親子で体験!デル パソコン組み立て教室」を取材してきた。今回で12回目になるこのイベント、会場となった同社の宮崎カスタマーセンター(宮崎県宮崎市)には、小学校1年生から中学校3年生までの子どもと保護者12組の参加者が集った。
冒頭、デル株式会社 宮崎カスタマセンター長 兼 インフラストラクチャー ソリューションズ グループ サポートサービス エリアマネージャーの石口 靖信氏からの挨拶に続き、(恒例の)サプライズゲストとして宮崎県シンボルキャラクターみやざき犬が登場。ダンスがとっても大好きなのだそうで、今回はパプリカダンスを披露してくれた。
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デル株式会社 宮崎カスタマセンター長 兼 インフラストラクチャー ソリューションズ グループ サポートサービス エリアマネージャーの石口 靖信氏
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サプライズゲストのみやざき犬のひぃくん(左)とむぅちゃん(右)。ひぃくんはかぶりもの(?)で「日本一の宮崎牛(全国和牛能力共進会で内閣総理大臣賞を3大会連続受賞)」をアピール。むぅちゃんも普段と違うチアガールコス
テーブルトレーナー2名づつ+万全のサポート体制が光る組み立て教室
今回組み立てるのは「Inspiron 11 3000 2-in-1」という、デルの組み立て教室としては初のAMD製APU(A9-9420e)を搭載した製品で、本体が変形してタブレットとしても使える2-in-1ノートパソコンだ。
最初に、簡単な部品の説明があったのち、いよいよ組み立てがはじまった。参加者には小学校低学年の子もいたので、難しいかな?と思いきや、根を上げることなくクリアしていく。
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本日組み立てるのは「Inspiron 11 3000 2-in-1」。AMDのA9-9420e APUを使用しており、メモリ4GB、ストレージ128GBとそれなりのスペック。1年プレミアム保証付きなので、今回組み立てた宮崎サポートセンターが対応してくれる
こんな小さな子でも「一番の難関」をクリア!
どうしてもダメな作業は「プロサポート」で対応
組み立てもそろそろ終了。結構力を入れて押し、裏蓋をバチンとハメる
組み立てイベントの後は、センター長自らオフィス見学を引率してくれたが、実はその裏側でサポートタイムも実施されていた。今回組み立てたパソコンのうち、何台かがうまく完成しなかったのだが、オフィスツアーの間にエキスパートスタッフが問題解決をしてくれていたのだ。オフィス見学から戻るとトラブルは解決しており、「宮崎サポートセンターは全員正社員のエンジニアが対応し、最初の電話だけでトラブルを解決するのが目標」という、普段のサポート業務の対応が垣間見えた瞬間でもあった。
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センター長が引率してオフィスツアー。裏ではスタッフが不調マシンのサポート作業をしていた
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普段のサポートではユーザーが電話やWebで依頼するだけでなく、Twitterをチェックしてサポートするという取り組みも行われている
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サポートセンターの新しい試みとして、部屋のあちこちに対応状況を示すディスプレイを用意し、受付状況を全員が共有できるようになった
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こちらは個人向けパソコンのサポート作業をする現場のひとつで、スタッフ各自のデスクで検証環境を作って確かめられる環境になっている
今回はイベントにAMDが協賛している事もあり、日本AMD株式会社 コンシューマー事業部 フィールドセールス/製品トレーナーの深澤 恒樹氏がゲストで登場し、AMDの紹介をする場面もあった。AMDは今年創業50周年と歴史も深く、製品もパソコンだけでなく、ゲーム機(PS4、XBOX ONE)と身近なところに多く使われているので、お店に行ったら思い出して欲しいとアピール。
その後、パソコンの簡単なセットアップを行ってから、今回の2-in-1を使ったミニゲームを実施。今年は親に渡されたイラストを子どもに説明し、子どもがペイント3Dで同じように描くというもの。
ただし、ネコとか雲と具体的にいうのはダメで「ニャーニャー鳴く動物」とか「空にプカプカ浮いているもの」のように説明しないとダメなので、親子のコミュニケーションが問われていた。
最後にセンター長が参加者全員に修了証を手渡したのち、記念撮影で締めくくり。組み立て教室の前に、集まった記者に向けて「スタッフは、お客様の『ありがとう』がやりがい」という説明があったが、組み上がって喜んでいる親子の姿は、きっとスタッフの励みになったと思う。
開催場所のハードルはあるものの、楽しくて勉強にもなるイベント。小学校低学年になるお子さんを持つ方は、来年の参加を検討してはいかがです?(例年7月早々には要綱が公表されますが、こちらも例年通りなら、申し込み締切が結構早いので、もう計画を立て始めておくとよろしいと思います)